1日、V.LEAGUE MEN(Vリーグ男子)の福岡ウイニングスピリッツの新監督に、豊田合成トレフェルサ(現・ウルフドッグス名古屋)でのプレー経験を持つ高松卓也氏が就任したことを、クラブ公式サイトが発表した。
高松氏は日本体育大学を卒業後、2010年に豊田合成トレフェルサ(現・ウルフドッグス名古屋)に入団。会場全体にまで響き渡る大きな声とパワフルなプレーでチームを引っ張り、「たかまつり」の愛称で多くのファンから親しまれていた。また、2015ー16シーズンにはチーム初のリーグ優勝にも貢献した。
2020ー21シーズンには自身の地元である大分に拠点を持つ大分三好ヴァイセアドラーに期限付き移籍をし、230試合出場達成。Vリーグ栄誉賞を獲得した。シーズン限りで引退を発表し、引退後は国内に限らず国際試合でも解説を担当するほか、愛知大学のコーチを務めるなど様々な形でバレーボールと携わってきた。
高松氏はクラブ公式サイトを通じて以下の通りコメントを発表している。
「皆さんこんにちは この度色々なご縁があり、福岡ウイニングスピリッツの監督となりました高松卓矢です。ウイニングスピリッツは非常に若いチームなので私が今まで培ってきた経験、技術、戦術、マインドを少しずつチームに浸透させ、今ある課題や問題を一つずつクリアしていき、監督、スタッフ、選手、そしてファンの皆さんと共に良いチームを創っていけるよう頑張ります。そしてまたこうしてV.LEAGUEに携わる事ができる機会を与えてもらった事を大変光栄に思います。会場で赤と青のシューズを履いてお待ちしています。You Can Make It If You Try 高松卓矢」
今回の監督就任にあたって、SNSではファンからの温かい声が寄せられている。高松氏の新天地での活躍に期待せずにはいられない。