大同生命SV.LEAGUE WOMEN(SVリーグ女子)第4週のGAME1が行われ、金沢市総合体育館にてPFUブルーキャッツ石川かほくとクインシーズ刈谷が対戦した。
PFUはアウトサイドヒッター(OH)に大村季色と川添美優、ミドルブロッカー(MB)にタットダオ・ヌクジャンと細沼綾、セッター(S)にナッタニチャ・ジャイサエン、オポジット(OP)にカシャウナ・ウィリアムズ、リベロ(L)に舩田璃々香をスタメンに起用した。
対する刈谷はOHに吉永有希と鴫原ひなた、MBに横田真未とハッタヤ・バムルンスック、Sに高佐風梨、OPに鍋谷友理枝、Lに立石優華をスタメンに起用した。
第1セットはPFUがナッタニチャの多彩なトスワークから得点を重ね、中盤まで2点をリードする展開で試合が進んでいった。対する刈谷はライトから鍋谷が技ありのスパイクで得点を量産し、食らいついていく。しかし、PFUの高いブロックに阻まれ、なかなか点差を縮めることができない。最後は、途中交代で入ったOP川﨑鈴奈が決め切り、PFUが25-19でセットを先取した。
第2セットは第1セットとは対照に、刈谷がスタートから一気に3点をリード。鍋谷からサービスエースも生まれ、流れは刈谷のままセット中盤へ。対するPFUは第1セット大活躍だったウィリアムズにトスを集めるも、テンポが合わずうまく得点につながらない。点差は変わらないまま迎えたセット終盤、PFUがホームの応援を力に変え粘りを見せ、24-24でデュースに持ち込む。PFUの勢いそのまま、最後は刈谷のミスで26-24と大逆転でセットを連取した。
第3セット、刈谷はスタートからOPに舟根綾菜を起用。舟根は期待に応えてパワフルなスパイクで得点を重ねる。対するPFUもナッタニチャを起点に各選手が得点を取り、互いに1点を取り合うシーソーゲームのような形でセット中盤へ。刈谷は効果的なサーブから流れを掴み、チャンスボールをしっかり得点につなげて点差を最大8点に広げる。最後は横田が決め切り、21-25で刈谷がセットを取り返した。
第4セット、PFUはスタートからSに藤倉由貴を起用し攻撃のテンポを変えて試合を仕切りなおす。セット序盤からウィリアムズにトスを集めて流れを掴んでいく。対する刈谷はこのセットもスタートから起用されている舟根がエンジン全開。両チーム互角の展開でセット終盤へ。30点までもつれ込む大混戦の第4セット、最後はウィリアムズのスパイクを刈谷がシャットアウト。31-33で刈谷が連続でセットを取り返した。
勝負の第5セット。刈谷にブロックポイントが出るとPFUも相手のブロードをシャットアウト。両者互角のまま刈谷が1点リードでコートチェンジを挟んでセット後半へ。PFUにミスが出始め、刈谷がリードを4点に広げる。PFUも粘りを見せるも最後は鴫原がスパイクを決め、刈谷が13-15で最終セットを取り、大逆転で勝利を飾った。
■試合結果
PFUブルーキャッツ石川かほく 2ー3クインシーズ刈谷
第1セット 25ー19
第2セット 26ー24
第3セット 21ー25
第4セット 31ー33
第5セット 13ー15