大阪ブルテオン※写真は11月9日撮影 ©SV.LEAGUE

 9日、大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の第5節GAME1が行われ、ヴォレアス北海道と大阪ブルテオンがリクルートスタッフィングリック&スー旭川体育館で対戦した。

 ホームのヴォレアスはアウトサイドヒッター(OH)に鍬田憲伸と池田幸太、ミドルブロッカー(MB)にティモ・タンメマーと三好佳介、セッター(S)に山岸隼、オポジット(OP)に張育陞、リベロ(L)に外崎航平をスタメンに起用した。

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 一方の大阪BはOHにジェスキー・トーマスとロペス・ミゲル、MBに山内晶大とエバデダン・ラリー、Sに永露元稀、OPに西田有志、Lに山本智大をスタメンに起用した。

 第1セットは西田の鋭いスパイクから始まった。ここまで首位の大阪Bが先行するかと思われたが、張や池田など幅広い攻撃で食らいつき、2点以上の大幅なリードは許さない。中盤、三好のノータッチエースと鍬田の2連続サービスエースで勢いに乗り逆転に成功したヴォレアスは、そのあとリードを許す展開もありながらも、張の活躍も光り同点で20点以降の戦いに入った。どちらに転ぶか分からないゲームとなったが、替わって入った富田のサービスエースもあり、第1セットは大阪Bが先取した。

 第2セットも、大阪Bに離されまいと様々な攻撃を仕掛けるヴォレアスは、鍬田、張、池田の3枚が攻撃の主軸を担い、8点目からの4連続得点で前に出る展開に。2点差を保ったまま中盤に入ったヴォレアスだったが、張のスパイクミスから得点を失い、再び追いつかれると今度は大阪Bがリードする。このセット、スタートから出場している富田の活躍もあり、第2セットも大阪Bが連取した。

 第3セットはティモのブロックがファーストポイントとなった。しかしヴォレアスはそこから流れに乗ることができず、1ー4と3点差がついた。あとがないヴォレアスは古賀と本澤をコートに送り込み、きっかけを作ろうとするもなかなかその背中を捕らえることができず、6ー12とダブルスコアでテクニカルタイムアウトを迎える。池田の2連続サービスエースで点差を詰める場面も見られたものの、相手の攻撃を抑えることはできずに第3セットも大阪Bが奪った。

 第1セット、第2セットと一時はリードする展開も見せたヴォレアスだったが、最後まで自分たちのリズムに持ち込むことができずにストレートで敗戦を喫した。一方の大阪Bは、難しい状況でも折れずに耐えることで流れに乗り、勝利をつかむ結果に。明日も同じカードで行われる対戦の行方に注目だ。

 ■試合結果

 ヴォレアス北海道 0ー3 大阪ブルテオン

 第1セット 23ー25

 第2セット 20ー25

 第3セット 16ー25