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 23日、大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の第7節GAME1が行われ、ヴォレアス北海道とVC長野トライデンツがリクルートスタッフィングリック&スー旭川体育館で対戦した。

 ホームのヴォレアスはアウトサイドヒッター(OH)に鍬田憲伸と池田幸太、ミドルブロッカー(MB)にティモ・タンメマーと三好佳介、セッター(S)に山岸隼、オポジット(OP)に張育陞、リベロ(L)に外崎航平をスタメンに起用した。

 一方のVC長野はOHに迫田郭志と樋口裕希、MBに安部翔大とトレント・オデイ、Sに早坂心之介、OPにウルリック・ボ・ダール、リベロLに備一真をスタメンに起用。

 第1セット序盤、迫田のサービスエースが2本決まるなどVC長野が勢いに乗り、8ー4とダブルスコアになる。そのまま試合を進めるかと思われたが、張の活躍もありヴォレアスが徐々に追い上げる。ティモのノータッチサービスエースで同点に追いつくも、トレントの2連続クイックで再びVC長野が前に出る。中盤から終盤にかけて点差を離したVC長野がそのまま走り切り、第1セットはVC長野が先取した。

 第2セットは序盤、一進一退の攻防が続いたが、鍬田がスパイクにブロックにと攻守にわたって活躍を見せ前に出る。12ー9とリードしてテクニカルタイムアウトを迎えたヴォレアスは、鍬田や張のサービスエースもありリードを広げていく展開に。山岸がこのセット2本目のサービスエースを決めると、その得点で20点へと乗せたヴォレアスは勢いそのまま第2セットを取り切った。

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 続く第3セットも点を取りあう展開が続いたが、その展開を先に抜け出したのはVC長野だった。しかしヴォレアスも簡単には点を取らせない。このセットで鋭いスパイクを繰り出し続けている張の活躍もあり同点に追いつく。その後再びリードを許したものの終盤でも追いつき、ヴォレアスの流れになったかと思われたが、工藤のサービスエースで勢いをつけたVC長野がデュースの戦いを取り切った。

 第4セットも互いに譲らない展開となる。12ー11とVC長野がリードしてテクニカルタイムアウトを迎えたものの、その点差はわずかに1点にとどまった。テクニカルタイムアウト明け、乱れたレセプションを押し込んだ得点で3点差をつけVC長野が前へ出るも、ヴォレアスも粘り強く攻撃を仕掛け続ける。このセットを取り次のセットへと向かいたいヴォレアスだったが、相手の攻撃の勢いを止めることができずにこのセットも落とし、VC長野が勝利する結果となった。

 最後までどちらが取るか分からないセットが続いたものの、外国人選手を中心に得点を重ねたVC長野が白星をあげる結果となった。同じカードで行われるGAME2でも接戦となることが予想されるが、その戦いを制するのはどちらのチームになるだろうか。

 ■試合結果

 ヴォレアス北海道 1ー3 VC長野トライデンツ

 第1セット 19ー25

 第2セット 25ー21

 第3セット 26ー28

 第4セット 19ー25