セリエAのペルージャに所属する男子日本代表の石川祐希が古巣ミラノ戦に向けて意気込みを語った。22日にクラブ公式サイトが伝えている。
石川にとってミラノは2020―21シーズンから2023―24シーズンまでの4年間在籍した古巣。最後の2シーズンでは2年連続でチームを4強に導くなど輝かしい成績を残した。
25日(月)2:00より行われるセリエA第9節で初めての古巣戦を迎える石川は、「ミラノに戻ってプレーできてうれしいです。良いシステムを持ち、良い守備をし、良い攻撃をするミラノが相手ということで試合は常に厳しいものになると思っており、僕たちはこの試合に向けて備えています。また、(ミラノのホームである)フォーラムでは多くの人たちがミラノを応援することになると思います。難しい試合になるとは思いますが、僕たちは結果ではなく、どのようにプレーするかに焦点を当てています」
また、今シーズンからミラノに加入し、男子日本代表でのチームメイトでもある大塚達宣について石川は「彼はイタリアでの最初の年で、ミラノのロベルト・ピアッツァ監督と良い経験を積んでいると思う。シーズンを通して彼がどのように成長していくのか楽しみです」と初の海外挑戦となる大塚への期待を口にした。
一方の石川にとってのセリエA初挑戦は2014―15シーズンに加入したモデナだった。当時の指揮官だったアンジェロ・ロレンツェッティ監督がペルージャでも指揮していることについては、「10年前は言語の面で難しかったのですが、今はイタリア語をかなり上手く話せるようになり、(彼のアドバイスの)すべてを理解しています。現在は、彼と一緒に僕のレシーブやハイボールアタック、サーブの改善に取り組んでいます。これらの面で、僕には改善の余地が十分にあると分かっています」とコメント。10年前との違いに触れるとともに、さらなる成長を誓った。
次戦のセリエ第9節ミラノとの試合は25日(月)2:00より行われる。