30日、大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の第8節GAME1が行われ、VC長野トライデンツと大阪ブルテオンがスワンドームで対戦した。
ホームのVC長野はアウトサイドヒッター(OH)に迫田郭志と工藤有史、ミドルブロッカー(MB)に安部翔大とトレント・オデイ、セッター(S)に早坂心之介、オポジット(OP)にウルリック・ボ・ダール、リベロ(L)に備一真をスタメンに起用。
一方の大阪BはOHにジェスキー・トーマスとロペス・ミゲル、MBに山内晶大とエバデダン・ラリー、Sに永露元稀、OPに西田有志、Lに山本智大を起用した。
第1セット、現在首位に立つ大阪Bが序盤からエバデダンのサービスエースやロペスの力強いスパイクで前に出る。前節を2連勝で終え勢いに乗るVC長野も様々な攻撃で得点を重ね、一時1点差まで詰め寄るも、安定した戦いを見せる大阪Bは強力なサーブで流れを作り相手を寄せ付けず、25ー18と大幅にリードして第1セットを奪った。
第2セット、ロングラリーの末ファーストポイントを奪ったVC長野は、その後も相手にリズムを掴ませまいと粘り強いプレーを見せる。サーブミスが続く大阪Bは大きな点差をつけることができずに中盤へと入ったものの、幾度もブロックで相手の攻撃を阻むと5点差とし徐々に突き放す。VC長野は終盤、センター線とウルリックの攻撃を使い分け追いかけるも、最後はエバデダンのスパイクが決まり第2セットも大阪Bが連取した。
続く第3セット、このセットを落とせないVC長野はウルリックを中心に得点を重ね先に前へ出るも、大阪Bはロペスにトスを集めすぐに同点へと追いつく。中盤にかけて再びリードを奪ったVC長野は、要所でMBの山田航旗を使うなど効果的な攻撃でリードを保って終盤へと入った。流れを変えたい大阪Bは2枚替えで西山大翔と中村駿介を、リリーフサーバーとして富田将馬をコートに送り込むと、23ー23で同点とした。その後デュースとなったものの最後は西田のサービスエースが決まり、大阪Bがストレートでの勝利する形となった。
最終セットはデュースの戦いで手に汗握る展開となったが、チーム力を発揮しストレートで下した大阪B。明日も同じカードで行われる対戦では、どういった試合展開になるかに注目だ。
■試合結果
VC長野トライデンツ 0ー3 大阪ブルテオン
第1セット 18ー25
第2セット 22ー25
第3セット 24ー26