30日、第77回秩父宮妃賜杯全日本バレーボール大学女子選手権大会ミキプルーンスーパーカレッジバレー2024(全日本インカレ女子)の準決勝の2試合が行われた。

 第一試合は、2023年インカレ決勝戦と同じカードでの対戦となった。連覇を狙う筑波大と、昨年決勝戦の借りを返したい東海大で、試合はフルセットの激戦となる。1、2セットを東海大が連取し勝利に王手をかけるが、そこから筑波大が3、4セットを取り返す。勝負は最終第5セットにもつれるが、最後は僅かな点差を守り切った筑波大が15-13でセットを取り切り逆転勝ち、連覇まであと1勝とした。

 第二試合は、2024年の秋季関東大学女子1部バレーボールリーグで優勝を果たした青山学院大学と、秋季リーグで9位の成績だった嘉悦大学。2023年のインカレでは青山学院大は3回戦敗退、嘉悦大は初戦敗退となっていた。そんな両校の試合も第一試合に続きフルセットにもつれる大接戦となる。1セット目を25-16の大差で青山学院大が先取、2セット目はデュースの接戦を28-30で嘉悦大が取り返す。3、4セット目も取っては取り返され、セットカウント2-2に。最終セット、嘉悦大の猛攻で流れを持っていかれそうになる場面もあったがなんとか堪えて15-12で青山学院大が取り、インカレでは久々となる決勝に駒を進めた。

 明日12月1日(日)は、全日本インカレ連覇を狙う筑波大vs秋季リーグに続けて優勝を狙う青山学院大という決勝戦のカードとなった。3位決定戦も同日、女子決勝戦の前に東海大vs嘉悦大のカードで行われる。

■全日本インカレ女子準決勝結果

筑波大 3ー2 東海大
(23ー25、23ー25、25ー23、25ー20、15ー13)

青山学院大 3ー2 嘉悦大
(25ー16、28ー30、25ー21、23ー25、15-12)

 

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VOLLEYBALL KING 編集部

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