13日、セリエAのペルージャがアンジェロ・ロレンツェッティ監督との契約を2027年まで延長したことを発表した。クラブ公式サイトが伝えている。
ロレンツェッティ監督は、これまでセリエAのモデナやトレンティーノの監督を歴任、20年以上にわたってイタリアトップチームを指揮してきた。昨シーズンからペルージャの監督に就任すると、スーペル・コッパやコッパ・イタリア、世界クラブ選手権、そしてセリエAで優勝しいきなり4冠を達成。男子日本代表の石川祐希が加入した今シーズンもここまでセリエAと欧州チャンピオンズリーグで驚異の全戦全勝を記録している。
ロレンツェッティ監督は今回の契約更新を受け、4つの言葉に自身の気持ちを込めて表現している。
「幸せ:朝は急いで向かい、夕方には帰るのが名残惜しいと思えるこの場所で仕事を続けることができるのだから」
「感謝:クラブが私に契約更新の機会を与えてくれたことで、私は自分の仕事とスタッフの仕事の価値を認識することができたから」
「誇り:ペルージャでの滞在で、自分がウンブリア州(ペルージャが位置する州の名称)の誰からも愛され、尊敬される組織の一員であることを実感したから」
「献身性:今回の契約更新は、(ジーノ・)シルチ会長が私に託してくれた信頼に日々応えていくことを約束するものだと分かっている」
昨シーズンから脅威の強さを見せつけているペルージャだが、今シーズン以降もその記録を塗り替えていくことができるのか、ロレンツェッティ監督の采配にも注目していきたい。