日本製鉄堺ブレイザーズ※写真は12月13日撮影[写真]=坂口功将

 令和6年度天皇杯 全日本バレーボール選手権大会 ファイナルラウンド準々決勝が14日にAsueアリーナ大阪で行われた。

 13日に行われた2回戦ではSV.LEAGUE(SVリーグ)所属クラブがその実力を発揮。準々決勝はSVリーグ所属の8チームで行われた。

 Aコートで行われた準々決勝の1試合目は、サントリーサンバーズ大阪とジェイテクトSTINGS愛知が対戦。現在、SVリーグで4位のサントリーと首位のSTINGS愛知の試合ということもあり、接戦が予想された1戦だった。しかし結果はサントリーがSTINGS愛知を圧倒。ストレート勝利を収め、準決勝へとコマを進めた。

 続く2試合目では、ウルフドッグス名古屋と広島サンダーズが対戦した。2回戦でストレート勝利を収めた両者の戦いは、前回準優勝のWD名古屋が攻守ともにレベルの高さを見せつけ、3ー0と快勝。ベスト4入りを果たした。

 3試合目は日本製鉄堺ブレイザーズと東レアローズ静岡の対戦となった。現在SVリーグで7位の日鉄堺BZ、8位の東レ静岡とあって実力の拮抗した両チームの対決だったが、日鉄堺BZがOPのシャロン・バーノン エバンズを中心とした高い攻撃力を見せ、東レ静岡を3ー1で下し準決勝進出を決めた。

 そして最終、4試合目では東京グレートベアーズと大阪ブルテオンが対戦。SVリーグの戦績では1勝1敗の引き分けとなっている両者だったが、前回王者の大阪Bがサーブや粘り強い繋ぎで東京GBを圧倒し、ストレート勝利を収めた。

 明日15日(日)に行われる準々決勝ではサントリーとWD名古屋のSVリーグ上位チーム対決や、日鉄堺BZと大阪Bの大阪ダービーが行われ、盛り上がりはより一層増していくことだろう。

◼︎令和6年度天皇杯準々決勝試合結果

サントリーサンバーズ大阪 3ー0 ジェイテクトSTINGS愛知
(25ー22、25ー19、25ー16)

ウルフドッグス名古屋 3ー0 広島サンダーズ
(25ー23、25ー17、25ー23)

東レアローズ静岡 1ー3 日本製鉄堺ブレイザーズ
(25ー23、27ー29、25ー18、25ー17)

東京グレートベアーズ 0ー3 大阪ブルテオン
(24ー26、20ー25、14ー25)

◼︎令和6年度天皇杯準決勝対戦カード

▼12月15日(日)
サントリーサンバーズ大阪 vs ウルフドッグス名古屋
日本製鉄堺ブレイザーズ vs 大阪ブルテオン

 

この記事を書いたのは

VOLLEYBALL KING 編集部

国内外の最新ニュースや注目選手の特集、バレーボールをより楽しめるバレーボール情報・ニュースサイト『VOLLEYBALLKING(バレーボールキング)』編集部です!

VOLLEYBALL KING 編集部 の記事をもっと見る