令和6年度天皇杯 全日本バレーボール選手権大会 ファイナルラウンド準決勝が15日にAsueアリーナ大阪で行われた。
14日に行われた準々決勝では前回大会で決勝を戦った大阪ブルテオンやウルフドッグス名古屋がストレートで勝ち上がり、SV.LEAGUE(SVリーグ)所属の4チームで準決勝が行われた。
Aコートで行われた準決勝の1試合目では、互いに準々決勝をストレートで勝ち上がったサントリーサンバーズ大阪とWD名古屋が対戦。SVリーグの戦績では1勝1敗の引き分けと実力の拮抗した両者の戦いということもあり、接戦が予想されたが、要所でのブロックポイントや終盤での集中力の高さを見せつけたサントリーがストレートでWD名古屋を下し、決勝進出を決めた。サントリーは優勝した2010年の大会以来、14年ぶりに天皇杯の決勝へコマを進めた。
続く2試合目は、日本製鉄堺ブレイザーズと大阪Bの大阪ダービーとなった。今試合、2セットダウンから粘りを見せ、1セットを取り返した日鉄堺BZだったが、大阪Bが終始、徹底したトータルディフェンスやサーブポイント、安定感のあるサイドアウトを見せ、3ー1で勝利。大阪Bは2年連続の優勝に王手をかけた。
1週間後の22日(日)14:00よりサントリーと大阪Bの決勝が行われる。10月11日に行われたSVリーグ開幕戦を戦ったこの2チーム。両者ともに地元である大阪で決勝を戦うということもあり、盛り上がりは最高潮となるだろう。
◼︎令和6年度天皇杯準決勝試合結果
サントリーサンバーズ大阪 3ー0 ウルフドッグス名古屋
(25ー21、25ー22、25ー22)
日本製鉄堺ブレイザーズ 1ー3 大阪ブルテオン
(18ー25、19ー25、26ー24、21ー25)
◼︎令和6年度天皇杯決勝対戦カード
▼12月22日(日)
サントリーサンバーズ大阪 vs 大阪ブルテオン