28日、ポーランドバレーボール連盟(PZPS)がアウトサイドヒッター(OH)のトマシュ・フォルナルの負傷の状態を発表した。
27日に行われたパリ2024オリンピック(パリ五輪)の初戦、男子エジプト代表との試合の3セット目8-8の場面、ブロックの着地の際にフォルナルが相手アタッカーの足を踏み左足首を捻るアクシデントがあった。フォルナルはすぐにベンチに下がり、その後ポーランドはセットカウント3-0でエジプトには勝利したが、フォルナルの状態が心配されていた。
PZPSによると、精密検査の結果フォルナルは骨折こそしていなかったものの、靭帯を損傷しているという。ポーランドのメディカルスタッフは「今後数日間ケガの状態を観察し、一刻も早くピッチで競技に復帰できるよう全力を尽くす」としている。
2019年から代表に選出され、層の厚いポーランドの中で現在エースとして活躍し、日本でも人気の高いフォルナル。ケガの治癒が最優先となるが、オリンピックの舞台で再び彼のプレーが見られるだろうか。