第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー2025)の女子1回戦が5日に行われ、Aコート第1試合で青森西(青森)と長岡商(新潟)が対戦した。
接戦となった第1セットは、リリーフサーバーで出場した工藤真弥のサービスエースも生まれた青森西が先に20点台に乗せる。しかし長岡商が23―21とリードを奪った場面で青森西はタイムアウト。それでも流れを渡さなかった長岡商が25―21でセットを奪った。
第2セットは青森西の4連続ポイントでスタートするもそこから長岡商が8連続ポイントを奪い返す怒涛の展開。そこからは長岡商の多彩な攻撃が止まらずリードを広げると、25―13で第2セットも奪った。ストレート勝利を飾った長岡商は、6日に行われる2回戦で首里(沖縄)と横浜隼人(神奈川)の勝者と対戦する。
また、Dコートでは人環大岡崎(愛知)と高松商(香川)が対戦。人環大岡崎が終始リードを奪う展開で25―14で1セット目を奪うと、第2セットは接戦となるも人環大岡崎が25―22で第2セットも奪いストレート勝利。インターハイ女王の金蘭会(大阪)が待つ2回戦へと駒を進めた。
そして、Eコートでは米沢中央(山形)と日南学園(宮崎)が対戦。序盤から米沢中央が大量リードを奪い、1セット目を25―12で先取。第2セットは日南学園も食い下がりデュースに突入するも、最後は米沢中央が26―24でセットを取り切りストレート勝利。前回大会準優勝の下北沢成徳(東京)と2回戦で対戦する。
■春高バレー女子2025 1回戦第1試合結果
青森西 0ー2 長岡商
(21-25、13―25)
人環大岡崎 2ー0 高松商
(25―14、25―22)
米沢中央 2ー0 日南学園
(25―12、26―24)