[写真]=坂口功将 ※写真は2024年12月13日撮影

 5日、大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の第11節GAME2が行われ、大阪ブルテオンとジェイテクトSTINGS愛知がパナソニックアリーナで対戦した。

 ホームの大阪Bはアウトサイドヒッター(OH)にジェスキー・トーマスとロペス・ミゲル、ミドルブロッカー(MB)に山内晶大とエバデダン・ラリー、セッター(S)に永露元稀、オポジット(OP)に西田有志、リベロ(L)に山本智大をスタメンに起用。

 一方のSTINGS愛知はOHにリカルド・ルカレッリとトリー・デファルコ、MBに村山豪と髙橋健太郎、Sに関田誠大、OPに宮浦健人、Lに小川智大をスタメンに起用した。

 第1セットは序盤から点を取りあう展開が続いたが、7ー8の場面で髙橋健太郎がブロックで相手の攻撃を阻み、STINGS愛知が一歩前に出る。流れをつかんだSTINGS愛知は中盤にかけてリードを4点に広げ、相手を突き放しにかかる。追いかける大阪Bは、なかなか連続ポイントを作ることができずに終盤の戦いへと入ったものの、ロペスのサービスエースで21ー21とついに同点に追いつく。その後デュースとなったが、最後は永露のダブルコンタクトで28点目が入り、第1セットはSTINGS愛知が先取した。

 続く第2セットも一進一退の攻防となったがその展開を先に抜け出したのは大阪Bだった。エバデダンのブロックや永露のサービスエースなどで流れを掴んだ大阪Bは11ー7と先行し、その後も優位に試合を進めた。16ー12の場面ではルカレッリのスパイクを山内がブロックし得点にすると、点差を5点に広げ、リードを保ったまま終盤へと向かった。最後は替わって入った富田将馬の2連続サービスエースもあり、25ー19で第2セットを奪い返した。

 第3セットは6ー2とSTINGS愛知がリードする入りとなった。ビハインドとなった大阪Bは攻撃の手を緩めず攻め続けるも、あと1点が奪えず追いつけないまま終盤へと向かった。終盤、西田に替わって入った西山大翔が二段トスを決め切り18ー18で同点とすると、このセットもデュースの展開となった。STINGS愛知がセットポイントを握り続けたが、髙橋健太郎のクイックをエバデダンが止め、今度は大阪Bがセットポイントを奪った。最後はこのセット好調の宮浦の攻撃を再び阻み、27ー25でこのセットを連取した。

 第4セットは、小川へのレッドカードがあり大阪Bに1点が入った状態でスタートした。STINGS愛知は宮浦の2連続サービスエースも含む4連続ポイントで8ー5と前に出た。このセットを取り切り勝利したい大阪Bは粘りを見せ10ー10で同点に追いつくと、今度は西山のサービスエースが決まり15ー14と逆転に成功。その後も両チームともに点を取りあい互いに譲らない試合運びとなったが、先にマッチポイントを握った大阪Bが取り切り白星をあげた。

 この試合に勝利した大阪Bは次戦第12節を北九州市立総合体育館で日本製鉄堺ブレイザーズと戦い、敗れたSTINGS愛知は同じく次戦第12節をエントリオでウルフドッグス名古屋と戦う。

 ■試合結果

 大阪ブルテオン 3ー1 ジェイテクトSTINGS愛知

 第1セット 26ー28

 第2セット 25ー19

 第3セット 27ー25

 第4セット 25ー23