第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会（春高バレー）は1月5日（日）から1月7日（火）、1月11日（土）、1月12日（日）の日程で実施される。
5日（日）は1回戦が行われ、Aコート第5試合では女子のウェルネス（茨城）と松山東雲（愛媛）のカードで対戦が行われた。
第1セットは序盤から、ブロックの光る松山東雲が大きくリードを奪う。その後も松山東雲が多彩な攻撃や堅い守備で20ー8とリードを保つと25ー12とダブルスコアをつけ、松山東雲がセットを先取する。
続く第2セットはウェルネスの攻撃にもリズムが出始め、拮抗した入りとなった。しかし松山東雲の一歩リードで入った中盤、サーブエースから流れを掴んだ松山東雲が点差を広げる。その後の終盤もリードを保った松山東雲が25ー19で第2セットを取り、ストレート勝利を収めた。なお、松山東雲は6日（月）に行われる2回戦で郡山女子大附（福島）と都市大塩尻（長野）の勝者と対戦する。
また、Dコート第5試合では八王子実践（東京）と旭川志峯（北海道）が対戦。第1セットは一進一退の試合展開から終盤にかけてリードを広げていった八王子実践が奪う。続く第2セットは名門校相手に初出場の旭川志峯が先行する入りとなった。中盤までリードを保っていた旭川志峯だったが、終盤に入った場面でのコンビミスや、八王子実践のサービスエースで流れを奪われ、逆転される。その後点差を広げた八王子実践はミスをせず安定して得点を重ね、25―22で第2セットを取り切り、ストレート勝利で2回戦にコマを進めた。2回戦では2024年のインターハイで3位、シードの大阪国際（大阪）と対戦する。
■春高バレー女子2025 1回戦第5試合結果
ウェルネス 2―0 松山東雲
（25―12、25―19）
八王子実践 2―0 旭川志峯
（25―20、25―22）
