[写真]=金田慎平

 第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)は1月5日(日)から1月7日(火)、1月11日(土)、1月12日(日)の日程で実施される。

 5日(日)は1回戦が行われ、Eコート第2試合では女子の人間環境大附岡崎(愛知)とインターハイ優勝の金蘭会(大阪)のカードでの対戦が行われた。

 3年ぶり46度目の春高出場となった人環大岡崎と、アンダーカテゴリ代表選手10人を擁する金蘭会の対戦。第1セット出だしからブロードを決める金蘭会だが、人環大岡崎がサーブで揺さぶり3連続ポイント、両サイドから鋭いスパイクを決めリードする。石塚春陽がレフトから決めると19ー12。流れを変えたい金蘭会は平野シエラを投入ブロック、スパイクで得点する。人環大岡崎からフェイクセットも飛び出し得点に結びつける。金蘭会のリベロ西川凛が好セーブを連発し攻撃に結びつけ徐々に詰め寄るが先にセットポイントを握った人環大岡崎が決め切り25ー21で先取した。

 続く第2セット、序盤から人環大岡崎の櫻井眞央のサービスエースで勢いをつけるも、攻撃がハマらない人環大岡崎に対し、金蘭会が多彩な攻撃を見せ4ー8とリードを見せる。中盤に起こった長いラリーを人環大岡崎が制し徐々に詰め寄るが、金蘭会の花岡明里が得点を量産し16ー22。ブロックで人環大岡崎の攻撃を阻み、最後は相手コートにボールを押し込んだ金蘭会が17ー25で2セット目を取り返した。

 最終第3セット、序盤から両リベロが好セーブを見せる長いラリーが起こり人環大岡崎が制し石塚のサーブで崩すと5ー3と抜け出したが、金蘭会はブロックで立ちはだかり逆転、1、2セット目ではなかなか見せ場が無かった西村美波が3セット目に入ると強烈なスパイクで3連続得点で突き放し8ー13。しかし離されまいと人環大岡崎もサーブ、スパイクで攻め食らいつき20ー21と詰め寄り石塚が真ん中から決めると同点に。しかし託されたボールを西村が叩き込み、最後は金蘭会がサービスエースで得点し21ー25でフルセットの末金蘭会が勝利した。

 2回戦を勝ち進んだ金蘭会は7日(火)に3回戦で長岡商(新潟)と対戦する。

 ■春高バレー女子2025 2回戦第2試合結果

 人環大岡崎(愛知)1ー2 金蘭会(大阪)

 第1セット 25ー21

 第2セット 17ー25

 第3セット 21ー25

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VOLLEYBALL KING 編集部

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