第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)は1月5日(日)から1月7日(火)、1月11日(土)、1月12日(日)の日程で実施される。
6日(月)は2回戦が行われ、Aコート第4試合では女子の福井工大附福井(福井)と共栄学園(東京)のカードで対戦が行われた。
4年連続10度目の出場となり3年生が1人と1、2年生中心の編成となった福井工大福井と、2023年に女子日本代表にも登録されたエース秋本美空を擁する共栄学園の対戦。第1セットは序盤から共栄学園が秋本を中心に得点する。その秋本が後衛に下がると福井工大福井もサイドを中心にボールを集め攻撃をしかけ得点するが、ローテーションがまわると10ー20と点差が開く。すでにこの試合で11点を上げる秋本に対応することができず、最後は福井工大福井のサーブがアウトとなり14ー25で共栄学園が1セット目を取った。
続く第2セットも序盤から福井工大福井はミドルブロッカーを使った攻撃を仕掛けるが共栄学園の高さに苦しむ。共栄学園が先行するなかで、福井工大福井も3連続得点と追い上げを見せるが、共栄学園のサイドからの強打、一人時間差も決まり13ー16と点差が縮まらないまま試合が展開する。終盤に差し掛かって福井工大福井の堀江美里、桃井美穂の強烈なスパイクが決まると17ー17の同点に追いつき、互いにサービスエースが飛び出し1点を争う展開に。しかし終盤、秋本の3連続得点で21ー25となり共栄学園がセットカウント0ー2で勝利した。
共栄学園は7日(火)に3回戦で2023年大会優勝の古川学園と対戦する。
■春高バレー女子2025 2回戦結果
福井工大福井(福井)0ー2共栄学園(東京)
第1セット 14ー25
第2セット 21ー25