[写真]=金田慎平

  第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)は1月5日(日)から1月7日(火)、1月11日(土)、1月12日(日)の日程で実施される。

 6日(月)は2回戦が行われ、Bコート第6試合では男子の鎮西(熊本)と雄物川(秋田)のカードが行われた。

 前回大会や今季のインターハイでベスト4という結果を収めた鎮西は2回戦から第2シードとして登場し、雄物川と対戦した。第1セットは、互いにブレイクを取り合う一進一退の入りとなった。しかし中盤にかけてブロックでストレスをかける鎮西がリードすると、サービスエースや2連続での1枚ブロックポイントで鎮西が一気に勢い付く。攻守にわたりその実力を遺憾なく発揮する鎮西は、25ー13という大差でセットを先取する。

 続く第2セット序盤は鎮西にミスが増え、拮抗した展開となる。雄物川は真ん中からの攻撃を増やし、ブロックの良い鎮西相手に食い下がる。中盤はサイドアウトの応酬が続くも終盤に差し掛かった場面、ブロックポイントで流れを引き寄せた鎮西が点差を広げ始める。20点目以降、両サイドの攻撃で得点を重ねた鎮西が最後はクイック攻撃で第2セットを取り、ストレート勝利を飾った。終始ブロックで圧倒した鎮西。昨年のベスト4メンバーで2年生の岩下将大と1年生一ノ瀬漣のダブルエースだけでなくアウトサイドヒッター大石秀の攻守にわたる活躍も光った試合となった。

 鎮西はこの後、第7試合Cコートで行われる鳥取中央育英(鳥取)と慶應義塾(神奈川)の勝者と3回戦で対戦する。

■試合結果

鎮西(熊本)2ー0 雄物川(秋田)
(25ー13、25ー20)

 

この記事を書いたのは

VOLLEYBALL KING 編集部

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