[写真]=金田慎平

 第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)の男子2回戦が6日に東京体育館で行われた。前回大会ベスト4の鎮西(熊本)にとっては今大会初戦となったが、雄物川(秋田)相手にセットカウント2―0(25ー13、25ー20)で勝利を収め、3回戦進出を決めた。

 鎮西の1年生エースの一ノ瀬漣にとっては初めての春高の舞台となったが、メディア取材では「試合が始まる前まではテレビで観ていた舞台なので、鎮西の先代のエースもここでプレーしてきたんだなというのを見て、自分もそこで楽しんで結果を残せるようにプレーできたらいいなと思って試合していたら、緊張もほぐれて楽しくプレーできた」と、初の春高を振り返った。

 1年生ながら鎮西のエースの一角としてプレーする一ノ瀬。「自分が鎮西に入ってきたのが“鎮西の大エース”への憧れだったので、そこに並べるように、最後の1点を託されるスパイカーになっていきたいです」と自身の目標を明かした。

 また、明日7日に行われる3回戦の対戦相手は慶應義塾(神奈川)に決定。2024年の第78回国民スポーツ大会(SAGA2024国スポ)で熊本県代表として出場した鎮西は、少年男子の部2回戦で慶應のメンバーを中心とした神奈川県に敗れているが、「国スポでは本当にとことん止められたと思うので、明日はブロックの上から(打って)成長したところを見せつけてリベンジしたいです」と前回対戦のリベンジを誓った。

 鎮西と慶應義塾の3回戦は7日の13時10分に試合開始予定だ。

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VOLLEYBALL KING 編集部

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