第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会（春高バレー2025）の女子3回戦が7日（火）に行われた。
Aコート第1試合はインターハイベスト4の大阪国際（大阪）と福工大城東（福岡）の対戦は第1セットを先取し、勢いに乗った大阪国際が第2セットも取りストレートで勝利を収めた。
Dコート第1試合はインターハイベスト4の東九州龍谷（大分）と松山東雲（愛媛）が対戦した。第1セット、接戦の末に抜け出した東九州龍谷が先取すると、第2セットも安定したプレーを見せ、連取しストレートで勝利した。
Aコート第2試合は連覇を目指す就実（岡山）と鹿児島実業（鹿児島）の対戦が行われた。第1セットは就実が大きくリードしセットを先取するも、第2セットは後がない鹿児島実業が粘りを見せる。最後は就実のエース福村が決め、25-22で就実がストレートで勝利を収めた。
Dコート第2試合は共栄学園（東京）と古川学園（宮城）の対戦が行われた。第1セットを先取し、勢いそのまま第2セットへ。第2セットはリードを保ったまま試合を優位に進めエースの秋元美空がスパイクやブロックで活躍が光り、共栄学園がストレートで勝利した。
Aコート第3試合は前回大会準優勝の下北沢成徳（東京）と前回大会ベスト4の誠英（山口）が対戦。第2セット終盤連続で得点を重ね、最後は荻野明花がスパイクで得点し、ストレートで勝利した。
Dコート第3試合は長岡商業（新潟）とインターハイ王者の金蘭会（大阪）が対戦した。第1セットは金蘭会が安定したゲーム展開で試合をすすめ、セットを先取する。第2セットは金蘭会が長岡商業を圧倒しストレートで勝利した。
Aコート第4試合は明徳義塾（高知）と熊本信愛（熊本）が対戦。第1セットは明徳義塾が25ー18で先取するも、第2セットは接戦の末に熊本信愛がセットを取り返す。第3セット最後は熊本信愛の南柑名がスパイクを決めフルセットを制した。
Dコート第4試合は安来（島根）と初出場の狭山ヶ丘（埼玉）の対戦となった。第1セットは長いラリーの末にキャプテンの藤野美花がスパイクで得点し、セットを先取する。第2セットをデュースの末に安来が取り返す。第3セットは13ー6と安来がリードでコートチェンジを迎えるとそのリードを守り切り、島根県勢40年ぶりのベスト8進出を決めた。
◼︎春高バレー2025女子3回戦試合結果
大阪国際（大阪）2ー0 福工大城東（福岡）
（25ー19、25ー11）
松山東雲（愛媛）0ー2 東九州龍谷（大分）
（22ー25、18ー25）
就実（岡山）2ー0 鹿児島実（鹿児島）
（25ー11、25ー22）
共栄学園（東京）2ー0 古川学園（宮城
（25ー19、25ー12）
下北沢成徳（東京）2ー0 誠英（山口）
（25ー21、25ー20）
長岡商（新潟）0ー2 金蘭会（大阪）
（16ー25、12ー25）
安来（島根）2ー1 狭山ヶ丘（埼玉）
（19ー25、26ー24、25ー16）
明徳義塾（高知）1ー2 熊本信愛（熊本）
（25ー18、23ー25、22ー25）
■春高バレー2025女子準々決勝組み合わせ
就実（岡山）vs 大阪国際（大阪）
共栄学園（東京）vs 東九州龍谷（大分）
下北沢成徳（東京）vs 熊本信愛女（熊本）
安来（島根）vs 金蘭会（大阪）
