6日、ポーランド『Przeglad Sportowy』の第90回投票でポーランドの年間最優秀チーム賞に男子バレーボール代表チームが選ばれ、同チームのウィルフレド・レオンがポーランドの年間最優秀選手3位に選出された。
『Przeglad Sportowy』は、ポーランド最古かつ唯一のスポーツ日刊紙であり、毎年ポーランドの年間最優秀スポーツチームと選手を決める投票を行ってきた。
投票の結果、バレーボール男子ポーランド代表は3年連続、通算9度目の年間最優秀チームに選出。2024年にはパリオリンピックで銀メダル、FIVBバレーボール・ネーションズリーグでは銅メダルを獲得した。
セッターのグジェゴシュ・ウォマチは「私たちが練習できる環境を与えてくれたスポンサーに感謝したい。家族にも感謝したい。私たちと一緒に幸せに泣いてくれるだけでなく、負けた後も慰めてくれる。どこで試合をしても、私たちと一緒にいてくれるファンにも感謝したい。皆さんの優しさが、私たちが試合をすること自体に喜びを与えてくれる。これは、今夏一緒に練習してくれた人たちだけでなく、ここ数年試合に出て、私たちに模範を示し、多くの貴重な教訓を与えてくれた、より広いグループの人々の成功だ」と受賞の際に語っている。
世界最強のアウトサイドヒッターと称されるレオンは選手部門の投票で3位に選ばれ、トップ3に入った史上6人目のバレーボール選手となった。レオンはパリオリンピックで最多得点を挙げ、ベストサーバーという結果を残していた。
レオンは今回の受賞について「トップ3に入るとは思っていませんでしたが、このような栄誉を与えられたことを神に感謝したい」「両親と妻と話したとき、ポーランドには昨年メダルを獲得した素晴らしい人気アスリートがたくさんいるので、最終ランキングで上位に入るのは難しいだろうと話していた。3位は、これまでのPrzeglad Sportowyの投票での私の最高成績。トップ10には2回入りました。祝典に参加するのは今回が初めてですが、順位が上がっていることを嬉しく思います」と喜びに浸った。
最優秀選手にはスポーツクライミングのアレクサンドラ・ミロスワフ、2位には陸上選手のナタリア・ブコヴィエツカが選ばれた。バレーボール選手では他にもミドルブロッカーのヤクプ・コハノフスキや女子代表のセッター、ヨアンナ・ボロシュも年間最優秀選手の候補者に選出されていた。
男子ポーランド代表のさらなる活躍に期待したい。
