第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー2025)の女子準決勝が11日(土)に行われた。
第1試合では、前回大会女王の就実(岡山)と今大会ノーシードからここまで勝ち上がってきた共栄学園(東京)が対決。共栄学園のエース秋本美空が1セット目からエンジン全開で得点を量産すると、秋本の決定率が落ちた2セット目こそ就実が奪ったものの、3―1で共栄学園が勝利。秋本は試合を通して42点を奪う大活躍だった。共栄学園にとっては19年ぶりの決勝進出となる。
第2試合では、2年連続の決勝進出を目指す下北沢成徳(東京)とインターハイとの2冠を目指す金蘭会(大阪)が対戦。下北沢成徳が1セットを先取したあと、2セット目と3セット目を金蘭会が奪い返して勝利に王手をかけるも、そこから下北沢成徳が逆襲。最後まで手に汗握る展開となったが、フルセットの戦いの末に下北沢成徳が勝利した。
春高バレーの女子準決勝の結果、および12日(日)に開催される決勝の組み合わせは以下の通り。
◼︎春高バレー2025女子準決勝試合結果
就実(岡山)1―3 共栄学園(東京)
(17ー25、25ー21、21ー25、24ー26)
下北沢成徳(東京)3―2 金蘭会(大阪)
(25ー20、22ー25、20ー25、25ー19、15ー12)
■春高バレー2025女子決勝組み合わせ
共栄学園(東京)vs 下北沢成徳(東京)