[写真]=金田慎平

 第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)は1月5日(日)から1月7日(火)、1月11日(土)、1月12日(日)の日程で実施される。

 12日(日)は決勝が行われ、男子は駿台学園(東京)vs 東福岡(福岡)が対戦。2024年のインターハイ決勝の再戦となった。

 インターハイ、国民スポーツ大会と合わせた高校三冠と春高バレー3連覇を狙う駿台学園。一方の東福岡はインターハイのリベンジを目指す。

 インターハイの決勝では3-1というセットカウントで駿台学園が勝利していた中、この試合も1セット目から駿台学園が力を見せつける。やや落ち着きのない入りとなった東福岡に対し大きくリードを奪い、8-3で最初のテクニカルタイムアウトに入る。そこからもセッター三宅綜大の巧みなトスワークで試合を優勢に進め、16-8で二度目のテクニカルタイムアウトへ。終盤東福岡が巻き返すも、25-21で駿台学園がセットを先取した。

 続く第2セットは競った展開で試合が進むが、駿台学園は焦らず。中盤の連続得点でリードを広げていくと先に20点台に乗せる。このセットを落としたくない東福岡はそこから二度のタイムアウトを使いなんとか逆転を図るも、駿台学園の背中は捉えられず、25-22で第2セットも駿台学園が奪う。

 勝負の第3セットも駿台学園の強さは変わらないどころか増していく。エースの川野琢磨や櫻井信人らを中心に得点を重ねていき、相手を突き放していく。第3セットは東福岡を寄せ付けず、25-17でこのセットも奪い、ストレート勝ちを飾った。

 駿台学園は今大会で一度もセットを落とさず。完全優勝で高校三冠と春高バレー3連覇という偉業を達成した。

■試合結果

駿台学園(東京) 3ー0 東福岡(福岡)

第1セット 25―21
第2セット 25―22
第3セット 25―17

この記事を書いたのは

VOLLEYBALL KING 編集部

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