2025年1月11日(土)、1月12日(日)に2024ー25 V.LEAGUE MEN(Vリーグ男子)の11週目の試合が行われた。

 今シーズンより新しくなったVリーグでは東西カンファレンス制が導入され、レギュラーシーズンは各クラブがホーム&アウェー方式により合計28試合を行い、そのうち14試合がホーム会場での試合となる。また、東地区は総当たり戦を4回ずつ計28試合、西地区は総当たり戦を2回ずつ計18試合に加えて10試合を行う。

 第11週では東地区の試合はなく、西地区で奈良ドリーマーズ vs 近畿クラブスフィーダ、クボタスピアーズ大阪 vs きんでんトリニティーブリッツ、フラーゴラッド鹿児島 vs 大同特殊鋼知多レッドスター、アイシンティルマーレ碧南 vs 福岡ウイニングスピリッツの4カードが行われた。

 前節で上位チームを相手に今季初の白星をあげた奈良ドリーマーズは、ここまで4勝6敗で6位の近畿クラブスフィーダと対戦した。前節の勝利で勢い付いた奈良はGAME1をストレートで、GAME2をセットカウント3ー1で勝利を収め、ホームでファンに2連勝を届ける結果となった。

 第10節終了時点で2位のクボタスピアーズ大阪と、4位のきんでんトリニティーブリッツが激突した上位チーム対決、GAME1はミスにより流れを掴み切れなかったクボタを退け、きんでんが3ー1で勝利。しかしGAME2では敗戦から気持ちを切り替えたクボタがホームの応援を背に3ー1で勝利し、1勝1敗の痛み分けとした。

 フラーゴラッド鹿児島とのアウェー戦に挑んだ大同特殊鋼知多レッドスター。昨年11月に行われた第6節でF鹿児島に両日ストレート負けを喫していた大同特殊鋼は今節でのリベンジを図ったが、GAME1はセットカウント3ー0で敗れ、GAME2ではフルセットまで粘るも敗戦し、第6節の雪辱を果たすことは叶わなかった。

 前節を終えて9勝5敗で5位のアイシンティルマーレ碧南と福岡ウイニングスピリッツの対戦では、両ゲーム共にホームの声援を力にしたアイシンが快勝した。一方ここまで12戦全敗と苦しんでいる福岡WSの初勝利は次戦に持ち越しとなった。

 次戦の第12週は1月18日(土)と19日(日)に、東地区で千葉ZELVA vs 東京ヴェルディ、つくばユナイテッドSun GAIA vs 北海道イエロースターズ、レーヴィス栃木 vs 埼玉アザレア、長野GaRons vs 富士通カワサキレッドスピリッツの4カードが、西地区できんでん vs 兵庫Delfino、F鹿児島 vs 奈良、近畿 vs 大同特殊鋼、福岡WS vs ヴィアティン三重の4カードが行われる。

■V.LEAGUE MEN 1月11日(土)試合結果

 ▼西地区

 奈良ドリーマーズ 3ー0 近畿クラブスフィーダ

 (25ー23、25ー18、25ー20) 

 クボタスピアーズ大阪 1ー3 きんでんトリニティーブリッツ

 (22ー25、17ー25、25ー19、23ー25)

 フラーゴラッド鹿児島 3ー0 大同特殊鋼知多レッドスター

 (25ー17、25ー20、25ー21)

 アイシンティルマーレ碧南 3ー0 福岡ウイニングスピリッツ

 (25ー17、25ー17、25ー15)

■V.LEAGUE MEN 1月12日(日)試合結果

 ▼西地区

 奈良ドリーマーズ 3ー1 近畿クラブスフィーダ

 (25ー18、20ー25、26ー24、25ー20) 

 クボタスピアーズ大阪 3ー1 きんでんトリニティーブリッツ

 (25ー22、19ー25、28ー26、26ー24)

 フラーゴラッド鹿児島 3ー2 大同特殊鋼知多レッドスター

 (25ー14、18ー25、25ー13、23ー25、15ー9)

 アイシンティルマーレ碧南 3ー0 福岡ウイニングスピリッツ

 (25ー16、25ー17、25ー19)