ペルージャが14日、アウトサイドヒッター(OH)のオレフ・プロトニツキの負傷状況を発表した。クラブ公式サイトが伝えている。
日本時間13日に行われたセリエA第16節で、2位につけるトレンティーノと対戦したペルージャは、フルセットの死闘の末に今シーズン初めての黒星を喫した。
その試合の最終セットでペルージャは、OHの石川祐希がサーブレシーブの後に足を痛めて途中交代、さらにその直後に同じくOHのプロトニツキがサーブを打って着地した際に足を痛める様子を見せ、交代を余儀なくされた。こうして2人のOHが一度にベンチを下がらざるを得なくなったペルージャはその後、ミドルブロッカーを3人体制にするなどして奮闘したが、敗戦となった。
途中でベンチに下がった2人のうち、石川に関しては足が攣っただけでということで試合後に本人が伝えていたが、プロトニツキについては深刻なケガのようだ。
クラブ公式サイトによると、ケガ直後に受けた医療診断の結果は思わしくなく、MRIの検査を受けたところ、右大腿二頭筋の損傷であることが発覚した。すでにプロトニツキへの治療プログラムは始まっており、現時点で回復見込み時期などは不明ということだ。
今シーズン、サーブにスパイクに勝利には欠かせない活躍ぶりを見せていたプロトニツキの離脱は、ペルージャにとって大きな痛手になるだろう。