[写真]=坂口功将

 14日、V.LEAGUE MEN EAST(Vリーグ男子 東地区)の北海道イエロースターズが、1月25日(土)と26日(日)に北ガスアリーナ札幌46で開催されるVリーグ男子第13週の千葉ZELVA戦にて、サーブチャレンジを実施することを発表した。クラブ公式サイトが伝えている。

 この企画は、札幌黄ブランド化推進協議会の協力のもと開催が決定したもので、向かい側のコートに向けてサーブを打ち、段ボール箱を持ったゲストMCの『スキンヘッドカメラ』(札幌よしもと)がキャッチできれば、チャレンジ成功となる。募集人数は、3名(小学生以上)で参加方法については後日発表される。

 成功した方には、札幌黄(札幌・ヴェール農場出荷)の玉ねぎ3キロが後日配達により贈呈される。なお、失敗しても3玉入り1袋がその場でプレゼントされるとのこと。

 このチャレンジ参加の景品となっている札幌黄は、北海道札幌郡札幌村においての特産物で、札幌市と合併後も市内の東区丘珠町およびその周辺で栽培が続けられてきた。しかし栽培が難しいなどの理由で、1970年代半ばからは病気に強く品質が安定している交配種を栽培する農家が増え、現在では札幌市内の一部のみで食べられ、その希少性から『幻のタマネギ』とも呼ばれている玉ねぎの一種である。

 北海道YSは、サーブチャレンジの開催を通して、希少な札幌伝統野菜を絶やしてはならないという札幌黄ブランド化推進協議会の強い思いに共感し、魅力発信、消費拡大に協力していくとしている。地域と共に、常に札幌の魅力を伝えていく北海道YSに引き続き注目していきたい。