公益財団法人日本バレーボール協会(JVA)は21日、女子日本代表監督にフェルハト・アクバシュ氏(38)が内定したことを発表した。
アクバシュ氏はトルコ出身で、2017年と2018年には、当時監督を務めた中田久美氏の下で女子日本代表のコーチとしてチームをサポートした経験を持つ。また、監督としてトルコやクロアチアの女子代表チームを率いた経歴もあり、現在はトルコのエジザージュバシュ・イスタンブールの監督を務めている。
アクバシュ氏はJVAを通じて以下の通りコメントを発表している。
「日本の豊かなバレーボールの伝統の一翼を担うことになり、大変名誉に思うと同時に、女子日本代表史上初の外国人監督に就任することになり、大きな誇りを感じています。これからの挑戦の大きさは十分理解していますが、選手やスタッフ、協会には全幅の信頼を寄せています。共に努力し、献身することで、このチームを新たな高みへと引き上げていくことができると考えます。私は規律や困難を乗り越える回復力、チームワークといった日本の文化に深いつながりを感じており、成功のために貢献することを約束します。これからの旅が楽しみです」
前任の眞鍋政義監督が率いた女子日本代表は、2024年のパリ五輪で予選リーグ敗退という悔しい結果で終えることになった。初めての外国人監督の下、再スタートを切る女子日本代表がこれからどのような栄光をつかむのかに期待が集まる。