17日、欧州バレーボール連盟(CEV)が開催する欧州チャンピオンズリーグ(CL)のリーグラウンド第5節でチェコのチェスケー・ブジェヨヴィツェと対戦し、見事ストレート勝利を飾ったペルージャの石川祐希が、自身のXにて試合を振り返った。
「今日は3-0で勝つことができました。1セット目は良いスタートだったのですが、途中連続でブレイクされてデュースになってしまったり、2セット目もスタートが良くなかったりしたのですが、それでもしっかり3-0で勝つことができました」と、相手にセットを取られずにストレートで勝利できたことに喜びを表した。
また両チームで最多となる15得点をあげ、サービスエースとブロックポイントも挙げた石川は、今試合のMVPに選出されていた。そんな自身のプレーについては、「個人的にはスパイクは良かったとは思いますが、サーブは少しミスが多く、またレセプションがまだ安定していないので、そこはずっと課題だと言っていますが、もっともっと良くする為には練習するしかないので」と以前から課題にあげているレセプションの強化について言及した。
そして最後に「しっかりと練習してこの後すぐのチヴィタノーヴァ戦、そしてコッパイタリアと大事な試合が続くので、まずはコンディションをしっかりと整えて臨みたいと思います」と、今後の大事な一戦一戦に向けて準備をしていくとコメントした。
なお、石川は試合後にCEVのインタビューにも英語で対応。「特に1セット目は難しいゲームでした。ただ2セット目以降については自分たちの良いプレーを取り戻して試合ができたと思います」と話した。
また、インタビュアーに「あなたは世界のバレーボール界において大きな影響力を持っており、今回も試合会場であるチェコに日本人のファンも見に来ていたが、それについてはどう思うか」と聞かれると、「多くのファンの皆さんが見に来てくれて、いつもうれしく幸せに思っていますし、本当に感謝しています」とファンへの感謝の気持ちを表していた。
次戦、コッパイタリアの準決勝は26日(日)0:15からヴェローナと、セリエAリーグ戦は30日(木)3:30から、これまで10勝5敗と4位につけるチヴィタノーヴァとの対戦が控えている。