大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)第15節GAME2、東レアローズ静岡と日本製鉄堺ブレイザーズの対戦が香陵アリーナで2月9日(日)に行われた。
両チームは第10節でも対戦しており、結果は1勝1敗。また、8日(土)に行われた第15節のGAME1はフルセットの大激闘で日鉄堺BZが勝利している。東レ静岡は5連敗と負けが続いており、ホームである香陵アリーナで勝利を掴めるのか、大事な1戦となる。
日鉄堺BZはアウトサイドヒッター(OH)に髙野直哉とルチアーノ・パロンスキー、ミドルブロッカー(MB)に蔡沛彰と竹元裕太郎、セッター(S)に山口頌平、オポジット(OP)にシャロン・バーノン・エバンズ、リベロ(L)に森愛樹をスタメンに起用。
対する東レ静岡はOH重藤トビアス赳と山田大貴、MBに難波尭弘と西本圭吾、OPに楠本岳、Sに新貴裕、Lに山口拓海をスタメン起用した。
第1セットは序盤から日鉄堺BZのパロンスキーとバーノンが躍動。両サイドから強烈なスパイクを叩き込み、東レ静岡を突き放していく。対する東レ静岡は得意のレシーブで粘る。内定選手の楠本岳を筆頭に、素晴らしい繋ぎを何本も見せ、日鉄堺BZの高い攻撃力に食らいついていく。途中からOPアランソウザを起用して攻撃でも粘りを見せたが、やはり日鉄堺BZの両エースの勢いは止まらず、第1セットは日鉄堺BZが先取した。
第2セットも序盤から日鉄堺BZがリードする展開。S山口とMB蔡沛彰が完璧なコンビネーションでクイックを何本も決め、相手のブロックを拡散させる。対する東レは、なかなか日鉄堺BZの背中はつかめずにいるものの、途中起用のS小野寺瑛輝のブロックや、山田のサービスエースなど、要所で素晴らしいプレーを何本も見せる。セット終盤、東レ静岡もレシーブで粘りを見せたが、日鉄堺BZの高い攻撃力が勝り、第2セットも日鉄堺BZが連取した。
勝負の第3セット、東レ静岡は今日初めてスタートからアランを起用。しかし、日鉄堺BZの勢いをなかなか止めることができない。バーノンが前衛ではスパイクで、後衛ではサーブで大活躍し、東レ静岡を突き放す。対する東レ静岡は重藤、山田の両レフトが着実に得点。また、アランのサービスエースでじわじわと日鉄堺BZを追い上げる。しかし日鉄堺BZは最後まで逃げ切り、最後はパロンスキーが決めてゲームセット。日鉄堺BZがストレートで勝利した。
日鉄堺BZは今日の勝利でチームとしては5連勝となる。バーノン、パロンスキーを筆頭に非常に高い攻撃力で次々と勝利数を重ねている。両チームの次戦は、日鉄堺BZは2月15日(土)に大浜だいしんアリーナにてサントリーサンバーズ大阪と、東レ静岡は2月19日(水)に国立代々木競技場第二体育館にて東京グレートベアーズと対戦する。
■試合結果
日本製鉄堺ブレイザーズ 3-0 東レアローズ静岡
第1セット 25-21
第2セット 25-22
第3セット 25-22