[写真]=Volleyball World

 

 バレーボール女子日本代表の古賀紗理那が、パリ2024オリンピック(パリ五輪)のグループC第3節の女子ケニア代表戦を振り返った。

 グループリーグ2試合を終えて0勝2敗でグループ3位につけていた日本。僅かながらも決勝トーナメント進出の可能性を残していたなか、ケニアにストレート勝利を収め、予選突破の可能性を繋ぐこととなった。4日に行われるグループAの女子アメリカ代表vs女子フランス代表の一戦で、アメリカがストレート負けの場合のみ、日本は決勝トーナメントに進出することができる。

 今大会後の引退を発表している古賀。アメリカの結果次第ではケニア戦が現役最後の試合となる可能性もあるなか、試合後にフラッシュインタビューに登場し試合を振り返った。

 古賀は、「今日勝って最後かもしれないし、最後じゃないかもしれないというところで、みんなで気持ちを立て直して勝つことができてよかったです」と難しい試合をしっかりと勝ち切ったことを評価した。

 また、主将としてチームを引っ張ってきた古賀だが、「今日はもうキャプテンとかそういうのは考えずに、バレーボールが大好きな古賀紗理那として戦いました」と、ケニア戦の心境を明かした。

 日本はグループステージ初勝利。決勝トーナメント進出に向けて何とか希望を繋いだ形だが、「もう1回気持ち入れて戦っていきたいなと思います」と準々決勝に進出した場合には改めて気持ちを入れるとした。

 日本の決勝トーナメント進出がかかるアメリカとフランスの一戦は、日本時間2024年8月4日(日)20:00に試合開始。『TVer』にて同時生配信される予定だ。