[写真]=CEV ※写真は2025年2月13日のもの

 欧州チャンピオンズリーグのプレーオフ1stレグが12日(水)に行われ、大塚達宣が所属するミラノがトルコのハルクバンク・アンカラと対戦。セットカウント1—3で敗れた。

 勝利したチームが準々決勝へと進むプレーオフ。リーグラウンドをプールCの2位で終えたミラノはプールD2位ハルクバンク・アンカラとの対決となり、1stレグをアウェイで迎えた。

 その第1セット、大塚はベンチからのスタート。ハルクバンク・アンカラに先制され早々に追いかける展開となったミラノ。なかなか2点差を詰められないなか、19—18と一時抜け出したかと思われたがハルクバンク・アンカラが連続得点を奪い終盤に点差をつけられてしまう。しかし、ミラノが追い上げを見せデュースへ突入。大塚が後衛で投入され強烈なスパイクを拾うと、続いてブロックアウトにされたボールをつなぐ気迫のプレーも見せ長いラリーをミラノが制し、27—25で1セット目を先取した。

 第2セット、ミラノはハルクバンク・アンカラの粘り強い守備と強力な攻撃に苦しみ序盤から点差を広げられる。大塚も相手の指先を狙ったスパイクでなんとか得点するが、連続得点が得られず12点もの大量リードを許す。追い上げを見せるミラノだったがセットポイントを握ったハルクバンク・アンカラのライトから放たれたスパイクが守備で構えていた大塚の肩をかすめて16—25でこのセットを落とした。

 第3セットもハルクバンク・アンカラが流れを掴み、終始リードを見せる。高いブロックに苦しむミラノも攻撃を仕掛け食らいつくものの逆転とはならず、連続でセットを落とす。

 ミラノにとっては後がない第4セットはミラノがリードする出だしとなった。一時5点リードし有利に試合を進めていき、じわじわとハルクバンク・アンカラが詰め寄るも、先に20点台に乗せたのはミラノ。しかしハルクバンク・アンカラが粘りの追い上げをみせ21—21の同点となると、そこから一進一退の攻防となり30点台にまで及ぶデュースへと突入。最後はハルクバンク・アンカラの攻めのサーブがエースとなり31—33で試合終了。セットカウント1—3でミラノは負けを喫した。

 1stレグを落としたミラノ。2ndレグはミラノファッションウィークの影響により、26日(水)4:45からブスト・アルシーツィオで行われる。

■試合結果

ミラノ 1ー3 ハルクバンク・アンカラ

第1セット 27ー25

第2セット 16ー25

第3セット 21ー25

第4セット 31—33