[写真]=坂口功将 ※写真は2024年12月14日撮影

  大同生命SV.LEAGUE MENの第16節GAME2が2月16日(日)に行われ、IHIアリーナにて広島サンダーズと大阪ブルテオンが対戦した。

 GAME1では大阪Bがストレートで快勝し、一番乗りでチャンピオンシップへの切符を掴んだ。GAME2は、首位の座を守ったままチャンピオンシップへ進みたい大阪Bと、ホームの地で勝利をつかみ白星を増やしたい広島THの戦いとなった。

 ホームの広島THはアウトサイドヒッター(OH)に新井雄大とオレオル・カメホ・ドルーシー、ミドルブロッカー(MB)に三輪大将と川口柊人、セッター(S)に金子聖輝、オポジット(OP)にフェリペ・モレイラ・ロケ、リベロ(L)に高木啓士郎をスタメンに起用。

 一方の大阪BはOHにトーマス・ジェスキーとミゲル・ロペス、MBに山内晶大とエバデダン・ラリー、Sに永露元稀、OPに西田有志、Lに山本智大をスタメンに起用した。

 第1セット、三輪のサービスエースも含めて3連続得点とし広島THが先行する形となったが、焦らず試合を進める大阪Bは9ー6と逆転し前に出る。12ー9と点差を保ったままテクニカルタイムアウトを迎えた大阪Bは中盤にかけて6点差まで引き離し、相手を寄せ付けないまま試合は終盤へと入った。19ー13の場面ではジェスキーが冷静に相手コートにフェイントを落とし得点すると7点のリードとなり、流れは完全に大阪Bへ。最後はロペスが強烈な一撃で得点し25ー18で大阪Bが第1セットを先取した。

 第2セットは序盤、点を取り合う展開が続く。先にリードを奪った大阪Bだったが、負けられない広島THも食らいつき、9ー8と逆転に成功。それでも冷静に戦う大阪Bは徐々に点差を詰めにかかり、15ー15でジェスキーがサーブに回った場面で1点逆転となった。終盤、カメホのスパイクをエバデダンがブロックで阻み、山内のサービスエースが決まるとリードは4点に広がり、大阪Bのペースに。最後は西田がスパイクを決め25ー21でこのセットも連取した。

 第3セットのファーストポイントはカメホの強烈なブロックポイントだった。その勢いのまま広島THの流れになるかと思われたが、そのあと4連続ポイントで大阪Bのリードに変わる。5-3の場面では西田が今日初めてのサービスエースを決め、その後もチームは総合力を武器に得点を重ねた。あとがない広島THはロケとカメホにトスを集め、終盤18ー17と1点差まで詰めよると、粘り強い守備から攻撃に繋げ18ー18でついにその背中を捕らえた。それでも大阪Bは攻撃の手を緩めず攻め続け、最後はジェスキーが決め切ると25ー22でこのセットを奪った。

 ■試合結果

  広島サンダーズ 0ー3 大阪ブルテオン

  第1セット 18ー25

  第2セット 21ー25

  第3セット 22ー25