※写真は2025年2月8日撮影©SV.LEAGUE

 大同生命SV.LEAGUE WOMEN(SVリーグ女子)のスケジュールの関係で後ろ倒しになっていた第2、3、5節が2月22日(土)と23日(日)に行われた。

 2024ー25シーズンから装い新たに始まったSVリーグ。レギュラーシーズンは全14クラブがホーム&アウェー方式により合計44試合を行い、レギュラーシーズン上位8クラブがチャンピオンシップに進出する。

 Astemoリヴァーレ茨城とヴィクトリーナ姫路の第3節。昨年11月の対戦では姫路が両日ストレート勝利を収めており、Astemoにとっては今節ホームの地でリベンジを果たしたいところ。しかし結果は、勝負所でサーブやブロックから流れを引き寄せた姫路が両日ともに3ー1で勝利を収めることとなった。ホームで悔しい2連敗となったAstemoは、チャンピオンシップ進出のボーダーラインとなる8位に順位を落としている。

 ここまで首位を走る大阪マーヴェラスは、10位のクインシーズ刈谷とのアウェー戦に挑んだ。GAME1とGAME2で大きくスタメンを入れ替え、選手層の厚さを見せた大阪MVは連日ストレート勝利を飾った。大阪MVはGAME1の勝利をもってレギュラーシーズン8位以上が確定し、SVリーグ女子チーム1番乗りでチャンピオンシップ進出が決定している。

 第16節終了時点で4位の埼玉上尾メディックスは、今季未だ白星のない群馬グリーンウイングスをホームに迎えた。埼玉上尾は今シーズンの特徴となっている、前日のGAME1から大幅にスタメンを変える戦術を今節でも発揮。GAME1はアウトサイドヒッター(OH)のニカ・マルコヴィッチや椎名真子を中心に、GAME2はキャプテンでOHの佐藤優花を中心に終始主導権を握り、ストレートで2連勝となった。対する群馬は今節でも勝利をあげられず、今季初白星は次戦へ持ち越しとなった。

 岡山シーガルズとNECレッドロケッツ川崎の第5節は、敵地ながらNEC川崎の両日勝利となった。NEC川崎はセッター中川つかさのトスを軸に、現時点で総得点ランキング3位のOH佐藤淑乃や、オポジットのロレイナ・メアリーズ・ダ・シルバの活躍が光った。現在3位のNEC川崎にとって、チャンピオンシップ進出に大きく近づく2連勝となった。

 なお今週、試合はなかったものの勝率の差でデンソーエアリービーズのチャンピオンシップ進出が決定している。次戦の第17節は、3月1日(土)と2日(日)にSAGA久光スプリングス vs デンソー、大阪MV vs 埼玉上尾、PFUブルーキャッツ石川かほく vs Astemo、刈谷 vs 岡山、アランマーレ山形 vs NEC川崎、群馬 vs 東レアローズ滋賀、姫路 vs KUROBEアクアフェアリーズの全7カードが実施される。

■大同生命SV.LEAGUE WOMEN 第2、3、5節GAME1結果

Astemoリヴァーレ茨城 1ー3 ヴィクトリーナ姫路

(27ー25、24ー26、18ー25、15ー25)

クインシーズ刈谷 0ー3 大阪マーヴェラス

(15ー25、17ー25、26ー28)

埼玉上尾メディックス 3ー0 群馬グリーンウイングス

(25ー11、25ー21、25ー17)

岡山シーガルズ 0ー3 NECレッドロケッツ川崎

(19ー25、17ー25、20ー25)

■大同生命SV.LEAGUE WOMEN 第2、3、5節GAME2結果

Astemoリヴァーレ茨城 1ー3 ヴィクトリーナ姫路

(18ー25、18ー25、25ー23、24ー26)

クインシーズ刈谷 0ー3 大阪マーヴェラス

(23ー25、17ー25、17ー25)

埼玉上尾メディックス 3ー0 群馬グリーンウイングス

(25ー14、25ー16、25ー15)

岡山シーガルズ 1ー3 NECレッドロケッツ川崎

(13ー25、25ー20、15ー25、18ー25)