22日(土)から23日(日)にかけて2024ー25 V.LEAGUE MEN(Vリーグ男子)の第17週の試合が行われた。
今シーズンより新しくなったVリーグでは東西カンファレンス制が導入され、レギュラーシーズンは各クラブがホーム&アウェー方式により合計28試合を行い、そのうち14試合がホーム会場での試合となる。また、東地区は総当たり戦を4回ずつ計28試合、西地区は総当たり戦を2回ずつ計18試合に加えて10試合を行う。
第17週は東地区では東京ヴェルディと埼玉アザレア、つくばユナイテッドSun GAIAと長野GaRonsの2カードが、西地区ではきんでんトリニティーブリッツとヴィアティン三重、クボタスピアーズ大阪と大同特殊鋼知多レッドスター、近畿クラブスフィーダと奈良ドリーマーズ、兵庫Delfinoとフラーゴラッド鹿児島、福岡ウイニングスピリッツとアイシンティルマーレ碧南の5カードが行われた。
東地区でプレーオフ進出を狙う埼玉は8位の東京Vと対戦。GAME1は埼玉がストレート勝利を収める。GAME2では第1セットをデュースの末に落とした東京Vがアウトサイドヒッター(OH)中村來太郎やオポジット藤原由未斗の攻撃で第2セットを取り返し、イーブンとするも埼玉はこの試合30得点を獲得する活躍を見せたOPの小松一哉を中心に第3、4セットを連取し、3ー1で勝利を収めた。
プレーオフ進出を目指す現在3位のサンガイアと、6位長野GRの戦いは両日ともにオフェンス力で上回ったサンガイアがストレートで勝利した。
ここまで西地区首位のVT三重が5位のきんでんを相手に2連勝。GAME1では内定選手のOH平田和聖やミドルブロッカー川村樹生が高いスパイク決定率をマークしVT三重がストレート勝利を飾ったものの、GAME2ではフルセットにもつれる展開に。きんでんが12本のブロックでVT三重のスパイカー陣を抑えようとするも、途中出場のOH端滉也の活躍もありVT三重が勝利を収めた。
クボタと大同特殊鋼の対戦は、GAME1を大同特殊鋼がストレートで勝利すると、GAME2も大同特殊鋼がフルセットの試合を勝ち切り2連勝を飾った。両チームともルーキーや内定選手が活躍を見せた。
近畿と奈良の対戦は両日ともにフルセットに。GAME1は第1セットから38ー36と大接戦となるも奈良が先取し、勢いそのまま第2セットも獲得する。第3、4セットを近畿が取り返すと勝負はフルセットへ。第5セット中盤で4点差をつけた奈良が相手のミスでフルセットを制した。GAME2は高校生ながらリベロとして試合に出場した小瀬維都のディフェンスでの活躍もあり、フルセットにもつれた試合を近畿が制した。試合は1勝1敗の痛み分けとなっている。
アイシンは福岡WSに2連勝で4位をキープ、F鹿児島は兵庫D相手にストレートで2連勝しプレーオフ進出ラインの2位に浮上している。
次戦の第18週は、東地区で千葉ZELVA vs 埼玉、富士通カワサキレッドスピリッツ vs 長野GR、東京V vs レーヴィス栃木の3つのカードが行われ、西地区では、奈良 vs きんでん、F鹿児島 vs 近畿、VT三重 vs クボタの3つのカードが行われる。
■V.LEAGUE MEN 2月22日(土)試合結果
▼東地区
東京V 0ー3 埼玉
(21ー25、22ー25、11ー25)
サンガイア 3ー0 長野GR
(25ー16、25ー20、25ー20)
▼西地区
きんでん 0ー3 VT三重
(22ー25、19ー25、13ー25)
クボタ 0ー3 大同特殊鋼
(19ー25、18ー25、22ー25)
近畿 2ー3 奈良
(36ー38、22ー25、25ー18、25ー16、11ー15)
兵庫D 0ー3 F鹿児島
(10ー25、22ー25、19ー25)
福岡WS 1ー3 アイシン
(25ー19、21ー25、17ー25、12ー25)
■V.LEAGUE MEN 2月23日(日)試合結果
▼東地区
東京V 1ー3 埼玉
(26ー28、28ー26、23ー25、17ー25)
サンガイア 3ー0 長野GR
(25ー15、27ー25、25ー21)
▼西地区
きんでん 2ー3 VT三重
(22ー25、23ー25、25ー22、25ー23、12ー15)
クボタ 2ー3 大同特殊鋼
(25ー16、24ー26、16ー25、25ー20、11ー15)
近畿 3ー2 奈良
(25ー19、23ー25、25ー15、23ー25、17ー15)
兵庫D 0ー3 F鹿児島
(16ー25、27ー29、22ー25)
福岡WS 0ー3 アイシン
(17ー25、20ー25、11ー25)