2月22日(土)と23日(日)に2024ー25 V.LEAGUE WOMEN(Vリーグ女子)の第17週の試合が行われた。
新しくなったVリーグ女子では、レギュラーシーズンは各クラブがホーム&アウェー方式により合計28試合(総当たり戦を2回ずつ計20試合に加えて8試合)を行い、そのうち14試合がホーム会場での試合となる。
第17週では、東京サンビームズ vs ヴィアティン三重、フォレストリーヴズ熊本 vs アルテミス北海道、信州ブリリアントアリーズ vs カノアラウレアーズ福岡、倉敷アブレイズ vs 広島オイラーズ、ブレス浜松 vs リガーレ仙台の5カードが行われた。
第17週の最注目カードは、開幕から無敗の18連勝で首位を独走しているブレス浜松と、それを追いかける2位仙台の首位攻防戦だろう。GAME1は第1セットを接戦の末にブレス浜松が先取する。しかし、続く第2セットを25ー17と点差をつけて仙台が取り返すと、以降2セットを勢いそのまま仙台が連取し勝利。ブレス浜松は今シーズン初めての黒星となった。GAME2では第1セットを27ー25で仙台が制すも、第2セットをブレス浜松が取り返す。その後、第3セットを6点差で取った仙台は、30点を超える激闘となった第4セットも取り切り勝利をあげた。仙台はアウェー戦ながらブレス浜松との首位攻防戦で2連勝を収めた。
プレーオフ進出ボーダーライン上となる4位のフォレストは、今シーズン未だ勝ち星のないアルテミスと対戦。フォレストはミドルブロッカー(MB)安田育代や釜元香奈江のブロックが光り、アルテミスの攻撃をシャットアウト。危なげない試合運びでフォレストがストレートで2連勝を飾った。
前節終了時点で3位の信州Ariesは5位のカノアと対戦した。GAME1では攻撃力で勝った信州Ariesがストレート勝利。GAME2ではカノアが第1セットをMB宮地佳乃のブロックで先取するも、第2セットから信州Ariesが主導権を握り、3ー1で勝利。連勝記録を9に伸ばした。対するカノアはこの連敗で順位を1つ落とし、6位となっている。
プレーオフ進出を狙うここまで6位倉敷と10位の広島の対戦は倉敷が2連勝で5位に浮上。前節を終えて9位の東京と8位のVT三重の対戦は1勝1敗の痛み分けとなった。
次戦は2月28日(金)、3月1日(土)、2日(日)にVT三重 vs 仙台、JAぎふリオレーナ vs フォレスト、広島 vs 信州Aries、カノア vs 東京、倉敷 vs ブレス浜松の5カードが行われる。
■V.LEAGUE WOMEN 2月22日(土)GAME1試合結果
東京 3ー1 VT三重
(25ー22、23ー25、25ー23、25ー17)
フォレスト 3ー0 アルテミス
(25ー19、25ー21、25ー12)
信州Aries 3ー0 カノア
(25ー20、25ー13、25ー21)
倉敷 3ー0 広島
(25ー21、25ー17、27ー25)
ブレス浜松 1ー3 仙台
(25ー23、17ー25、22ー25、23ー25)
■V.LEAGUE WOMEN 2月23日(日)GAME2試合結果
東京 0ー3 VT三重
(22ー25、22ー25、23ー25)
フォレスト 3ー0 アルテミス
(25ー16、25ー9、25ー10)
信州Aries 3ー1 カノア
(19ー25、25ー21、25ー19、25ー16)
倉敷 3ー1 広島
(25ー21、25ー21、21ー25、25ー16)
ブレス浜松 1ー3 仙台
(25ー27、25ー23、19ー25、31ー33)