25日、大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)のサントリーサンバーズ大阪が、チケットの不正行為や会員規約違反についての対応をクラブ公式サイトで発表した。

 サントリーは、SVリーグ公式チケット販売サイト『チケットV』の規約で禁止されている「購入したチケットを、営利を目的として第三者に転売し、又は転売のために第三者に提供する行為」、「チケット券面金額より高い価格で転売し、又は転売を試みる行為」などについて改めて説明を実施。

 また、サントリーのオフィシャルファンクラブ『サンバーズフレンズ』の規約で禁止されている「サンバーズフレンズ会員様向け特典(先行販売、会員価格等)の第三者に譲渡又は転売する行為」、「取得した会員証、ログインID、パスワードなどを第三者へ貸与もしくは譲渡し、又は複数人により共用する行為」なども挙げ、今シーズンのホームゲームにおいて上記の規約違反が発生していることについて言及した。

 そこでサントリーは、規約違反に対して「非公式ルートで譲渡・転売されたチケットの席の無効化」と「サンバーズフレンズ会員規約違反が明らかになった方の会員資格およびパスコードの取り消し」といった対応を取ることを発表した。

 また、チケット以外においても、サンバーズフレンズ会員規約第8条にあたる選手の肖像等の取扱いに違反する恐れのある行為がSNS上で確認されているとし、それらも会員資格の取り消し対象になるとしている。

 なお、サントリーだけでなくリーグ全体として、チケットの購入後に観戦が難しくなった場合の選択肢として、チケットVが提供している公式リセールサービスの利用が推奨されている。