大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)第17節GAME1が3月1日(土)に行われ、パークアリーナ小牧にてウルフドッグス名古屋と広島サンダーズが対戦した。
WD名古屋は現在25勝7敗で2位、チャンピオンシップ進出も確定していて7連勝中。対する広島THは12勝20敗で7位、チャンピオンシップ進出県内である6位の日本製鉄堺ブレイザーズを追いかけている。
WD名古屋はOHにティネ・ウルナウトと水町泰杜、MBに近裕崇と傳田亮太、OPに二ミル・アブデルアジズ、Sに深津英臣、Lに渡辺俊介をスタメン起用した。
対する広島THはOHに新井雄大とオレオル・カメホ・ドルーシー、MBに三輪大将と安永拓弥、Sに金子聖輝、OPにフェリペ・モレイラ ロケ、Lに高木啓士郎をスタメンに起用。
第1セット、試合の幕開けからWD名古屋が2連続ブロックポイントを決め、主導権を握る。対する広島THはOHカメホにトスを集め応戦。WD名古屋のOP二ミルの強烈サーブが猛威を振るいスコアは8ー12。S深津はOH水町だけでなくOP二ミルのバックアタックやセンターのクイック攻撃など多彩な攻撃でリードを広げる。しかし、広島THも終盤にかけて粘りを見せる。OH新井が二ミルを1枚でブロックし、OPロケの強烈なアタックが決まり、広島THが追いつく。先にWD名古屋がセットポイントを迎えるも、広島THのブロックポイントでデュースにもつれ込む。しかし最後はWD名古屋の水町がサービスエースを決め、27ー25でセットを先取。
続く第2セット、序盤から一進一退の攻防が繰り広げられる。広島THのS金子がクイックを交えた攻撃でリードすを奪うが、WD名古屋は二ミルの強烈なサーブからチャンスボールを得て決める得意な形で得点を重ねる。その後も接戦が続き、水町のダイレクトアタックや広島THのブロックポイントで点差が開かない展開に。終盤、WD名古屋のOHウルナウトが打つ手を空中で左手に変え、ブロックに当てて決めるトリッキーなプレーを見せ、3点差をつける。しかし1セット同様、広島THはここから粘りを発揮。再びデュースにもつれ込むと、OH新井が水町のスパイクをシャットし、さらにスパイクポイントを決め、24ー26で広島THがセットを奪い返す。
第3セットも序盤から拮抗した展開となる。広島THは打点の高いOHカメホとOPロケを軸に攻撃を展開し、WD名古屋は二ミルの豪快なスパイクや水町の巧みなプレーで激しい点の取り合いが続く。終盤でWD名古屋のMB傳田がカメホをブロックし、21ー18とリード。終盤、広島THのOPロケがバックレフトからのトスをバックライトからスパイクを打ち込み得点するが、最後はWD名古屋のMB近がブロックポイントを決め、25ー20と点差をつけてセットを取った。
勝負の第4セット、WD名古屋が優位に試合を進める。二ミルがスタンディングでスパイクを打ち切り、深津があげたボールを水町がバックセンターから2本目で打ち、チームで流れを掴む。そこからブレイクが続き12ー4。広島THはOHカメホと新井が得点をあげるが、終盤まで点差を縮めることができず最後は二ミルがライトからストレートに叩き落す形でマッチポイントを取り、25ー13でWD名古屋が勝利した。
WD名古屋は第2セットを奪われる展開となったが、終始自分たちの流れを保ち8連勝となった。対する広島THはサーブに苦しめられ悔しい結果となった。次戦のGAME2は2日(日)にパークアリーナ小牧で14:35に試合開始予定だ。
■試合結果
ウルフドッグス名古屋 3ー1 広島サンダーズ
第1セット 27ー25
第2セット 24ー26
第3セット 25ー20
第4セット 25ー13