2月28日(金)から3月2日(日)にかけて2024ー25 V.LEAGUE WOMEN(Vリーグ女子)の第18週の試合が行われた。

 新しくなったVリーグ女子では、レギュラーシーズンは各クラブがホーム&アウェー方式により合計28試合(総当たり戦を2回ずつ計20試合に加えて8試合)を行い、そのうち14試合がホーム会場での試合となる。

 第18週では、ヴィアティン三重 vs リガーレ仙台、JAぎふリオレーナ vs フォレストリーヴズ熊本、広島オイラーズ vs 信州ブリリアントアリーズ、カノアラウレアーズ福岡 vs 東京サンビームズ、倉敷アブレイズ vs ブレス浜松の5カードが行われた。

 他カードに先駆けて行われたカノアと東京の対戦は連日、ホームのカノアがストレート勝利を収めた。GAME1では途中からの出場となったカノアのオポジット山本輝が、両チーム最多の16得点を獲得した。続くGAME2はナイジェリア出身のアウトサイドヒッターであるオケケアル・メソマチが、ブロック1本を含む18点を獲得する活躍で、カノアを勝利に導いた。2連勝を飾ったカノアは順位を1つ上げ、5位となっている。

 前節を終えプレーオフ進出のボーダーラインである4位にいるフォレストは、7位JAぎふとのアウェー戦に挑んだ。GAME1は、ブロックアウトやフェイントなどテクニカルな攻撃で得点を重ねたフォレストのストレート勝利。GAME2も攻守で力を見せたフォレストが3ー1で勝利を飾った。この2連勝はフォレストにとってプレーオフ進出に向けた大きな一歩となった。

 ここまで5位の倉敷は、すでにプレーオフ進出が決まっている首位のブレス浜松とホームで対戦。倉敷はプレーオフ進出に向け、上位のブレス浜松相手に白星を掴みたいところだったが、結果は両日ブレス浜松のストレート勝利。2連敗の倉敷は6位に順位を落としている。

 その他、プレーオフ進出が決まっている仙台はVT三重に敵地で2連勝、前節終了時点で10位の広島と3位の信州Ariesの対戦は連日セットカウント3ー1で信州Ariesが勝利を収めた。

 次の第19週では3月8日(土)、9日(日)にアルテミス北海道 vs ブレス浜松、仙台 vs 東京、JAぎふ vs 広島、VT三重 vs 信州Aries、フォレスト vs カノアの5カードが行われる。

■V.LEAGUE WOMEN 2月28日(金)GAME1試合結果

  カノアラウレアーズ福岡 3ー0 東京サンビームズ

  (25ー21、25ー20、25ー19)

■V.LEAGUE WOMEN 3月1日(土)GAME1、GAME2試合結果

  ヴィアティン三重 0ー3 リガーレ仙台

  (16ー25、18ー25、15ー25)

  JAぎふリオレーナ 0ー3 フォレストリーヴズ熊本

  (23ー25、23ー25、20ー25)

  広島オイラーズ 1ー3 信州ブリリアントアリーズ

  (25ー23、17ー25、16ー25、17ー25)

  カノアラウレアーズ福岡 3ー0 東京サンビームズ

  (25ー14、25ー22、25ー17)

  倉敷アブレイズ 0ー3 ブレス浜松

  (19ー25、23ー25、21ー25)

 ■V.LEAGUE WOMEN 3月2日(日)GAME2試合結果

  ヴィアティン三重 1ー3 リガーレ仙台

  (20ー25、25ー18、22ー25、16ー25)

  JAぎふリオレーナ 1ー3 フォレストリーヴズ熊本

  (25ー19、15ー25、22ー25、22ー25)

  広島オイラーズ 1ー3 信州ブリリアントアリーズ

  (25ー23、16ー25、21ー25、22ー25)

  倉敷アブレイズ 0ー3 ブレス浜松

  (18ー25、20ー25、22ー25)