UNIVAS(一般社団法人大学スポーツ協会)は3日、大学スポーツ振興に貢献したアスリートやスポーツに関わる学生、団体を表彰する「UNIVAS AWARDS 2024-25」の表彰式を開催した。
UNIVAS AWARDSは、競技成績のみならず、学業充実や安全安心、大学スポーツの盛り上げ等に著しい成果をあげ、UNIVASの理念の体現に貢献した学生アスリートやスポーツに関わる学生、OB・OG、指導者、団体を選出し、大学スポーツ全体の活性化につなげることを目的としており、加盟する大学、競技団体の中から表彰されるものである。
バレーボール界からは、京都橘大学女子バレーボール部ビーチバレーボール部門の石原泉、京都産業大学体育会女子バレーボール部の梅本綾也華と梅本沙也華、びわこ成蹊スポーツ大学女子バレーボール部の原田博子、岐阜協立大学の男子及び女子バレーボール部、日本体育大学の学友会バレーボール部女子の4名と3団体が受賞した。
京都橘大学の石原が受賞したのは、優秀な学業成績及び競技成績や運動部活動等への貢献を残して文武両道を実践する他の学生の模範となる個人を表彰する「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」で、石原を含め計36名に贈られた。石原は2024年9月12日(木)から9月14日(土)にかけてアフリカのブルンジ共和国で行われた「ビーチプロツアー2024 / Volleyball World Beach Pro Tour Futures Bujumbra」に樫原美陽とペアで出場し、世界一に輝いた。
京産大の梅本姉妹が受賞したのは、ウーマン・オブ・ザ・イヤーと同じく優秀な学業成績及び競技成績や運動部活動等への貢献を残して文武両道を実践する他の学生の模範となる個人を表彰する「パラアスリート・オブ・ザ・イヤー」で、梅本姉妹を含め計10名に贈られた。梅本姉妹は2024年6月21日(金)から30日(日)にかけて沖縄県の豊見城市民体育館で行われた「デフバレーボール世界選手権2024」に日本代表として出場し、見事優勝を飾っていた。
びわこ成蹊スポーツ大の原田が受賞したのは、大学スポーツを支援することで大学スポーツの振興に寄与した個人を表彰する「サポーティングスタッフ・オブ・ザ・イヤー」で、原田を含め計27名に贈られた。原田は今シーズン主将兼主務としてチームを牽引。部は関西大学バレーボール連盟春季リーグ戦(3部リーグ)で全勝優勝し、2部リーグ昇格を果たした。4月からは大同生命SV.LEAGUE WOMENのSAGA久光スプリングスに入社し、球団スタッフとしての活動を予定している。
岐阜協立大学の男子及び女子バレーボール部は、運動部学生に対する学業充実・キャリア形成支援に関する先進的な取組を表彰する「デュアルキャリア形成支援優秀取組賞」と、運動部学生の安全安心環境構築に関する先進的な取組を表彰する「安全安心環境構築優秀取組賞」の2部門で入賞。「安全安心環境構築優秀取組賞」では優秀賞を受賞している。
日体大学友会バレーボール部女子が受賞したのは、大学スポーツの普及や活性化、大会等における集客・応援促進のための先進的な取組を表彰する「大学スポーツプロモート優秀取組賞」で、日体大を含め計15団体に贈られた。
3日に行われた表彰式では各部門優秀賞の受賞者が表彰。さらにスペシャルコンテンツとして行われたトークセッションには、最優秀賞を受賞した近藤薫、神野ゆめ、今﨑圭秦の3名に加え、ウルフ選手、フェンシング日本代表の宮脇花綸選手、ハンドボール元日本代表の土井レミイ杏利氏の計6名が参加しさまざまなエピソードを語った。
マン・オブ・ザ・イヤーの表彰時にはスペシャルゲストとして柔道日本代表のウルフ・アロン選手が登壇。「この受賞を力に変えて、これから先も長い人生ですが、頑張っていってもらえたら」と学生に言葉を贈った。

また、表彰式のあとスペシャルコンテンツとして行われたトークセッションには、最優秀賞を受賞した近藤薫(岐阜協立大学水泳部)、神野ゆめ(中京大学水泳部)、今﨑圭秦(帝京大学硬式野球部)の3名に加え、ウルフ選手、フェンシング日本代表の宮脇花綸選手、ハンドボール元日本代表の土井レミイ杏利氏の計6名が参加しさまざまなエピソードを語った。
その中で宮脇選手は「大学時代に団体戦を経験したことで、仲間と戦うことの楽しさを感じました。それに加え、大学の OB OG や、大学のファンの人なども合わせると、何十万人というサポーターがついているという点も、大学スポーツの魅力だと思います」と語り、大学スポーツの規模感や支えてくれる人の重要さについて触れ、土井氏は「常にチャレンジ精神をもって、競技も人生も大切にして欲しいですね」と話し、登壇したそれぞれの選手が会場の学生たちにエールを送った。

▼最優秀賞一覧
■マン・オブ・ザ・イヤー
今﨑圭秦(帝京大学/硬式野球部)
■ウーマン・オブ・ザ・イヤー
神野ゆめ(中京大学/水泳部)
■パラアスリート・オブ・ザ・イヤー
近藤薫(岐阜協立大学/水泳部)
■ルーキー・オブ・ザ・イヤー
前田凛(環太平洋大学/女子柔道部)
松下知之(東洋大学/水泳部)
■サポーティングスタッフ・オブ・ザ・イヤー
小林暖弥(名城大学/体育会應援團吹奏楽部)
■スポーツマンシップ・オブ・ザ・イヤー
國川透也(駒澤大学/ボクシング)
西田陽成(東海大学/男子バスケットボール部)
■コーチ・オブ・ザ・イヤー
柳川美麿(育英大学/レスリング部)
■デュアルキャリア形成支援優秀取組賞
愛知大学(スポーツ支援センター『愛大 Sustainable Dual career Growing support (持続可能なデュアル
キャリアへの成長支援)』)
■安全安心環境構築優秀取組賞
新潟医療福祉大学(アスリートサポート研究センター『異分野融合型多職種連携によるマルチサポート体制の構築と取り組み』)
■大学スポーツプロモート優秀取組賞
関西学院大学(関西学院大学競技スポーツ局『学生チーム企画広報部と連携した質の高い動画コンテンツの作成・発信による 大学スポーツ広報の推進』)
■大学スポーツ組織運営優秀取組賞
順天堂大学(スポーツ推進支援センター)
■アルムナイ・アウォード
三屋裕子(現在:日本バスケットボール協会会長 日本オリンピック委員会副会長、大学院当時:筑波大学大学院コーチ学専攻)