10日、V.LEAGUE MEN WESTのヴィアティン三重は、アウトサイドヒッターの鳥原大地(26)と、セッターの高橋涼(24)が2024ー25シーズンをもって現役引退することを発表した。クラブ公式サイトが伝えている。

 鹿児島県出身の鳥原は2021年に順天堂大学を卒業後、VT三重に入団。今季で在籍4シーズン目を迎えていた。2022ー23シーズンには他選手の移籍の影響でリベロに初挑戦し、ディフェンス面からチームを支えた。今シーズンはここまで23試合に出場し、合計58得点を獲得している。引退後の動向については発表されていない。

 静岡県出身の高橋は2023年に国士舘大学を卒業後、VT三重に入団。今季で在籍2シーズン目だった。正確なトスが魅力で今シーズンはここまで6試合に出場している。引退後について詳細は発表していないものの、今までとは異なる形でバレーボールに携わっていくとしている。

 鳥原と高橋はクラブを通じて以下の通りコメントを発表している。

 ■鳥原大地

「いつもたくさんのご声援ありがとうございます。今シーズンを持ちまして現役の引退を決断しました。今まで応援してくれた家族やチームメイト、スタッフの皆様にも感謝申し上げます。内定時代を含めたこの約5年は僕の人生でとても濃密で楽しい5年間でした」

「今シーズンは活気のある見ていてもコートの中に入っていても楽しいチームでした。それも頼りになる先輩と後輩たちのおかげだと思います。チームとしてはプレーオフを決めましたがまだ優勝が決まったわけではないので最後までチームのためになにか1つでもできることをやっていきたいと思います。最後になりますが今まで応援してくださったファンの皆様本当にありがとうございました」

 ■高橋涼

「日頃からたくさんのご支援、ご声援ありがとうございます。今シーズンを持ちまして引退をさせていただきます。
今後ですが、今までとは異なる形でバレーボールに携わり、次の目標、夢に向かって走り続けよりバレーボールの発展にむけ努力し続けます」

「ヴィアティン三重では、たくさんのバレーボールを学ぶことができました。バレーボールを楽しむということを全面的に体現することができるとてもいいチームでプレーできたことは自分の財産になると感じています。バレーボールに集中しプレーができる環境を作り上げてくれたフロント、職場の方々、ヴィアティン三重の関係者の方々、ファンの皆様には感謝しかないです。本当にありがとうございました。これからもヴィアティン三重へのご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします」