21日、大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の日本製鉄堺ブレイザーズが、2024ー25シーズンをもって退団する選手5名を発表した。クラブ公式サイトが伝えている。
退団が発表されたのは、元男子日本代表ミドルブロッカーの松本慶彦(44)。NECブルーロケッツから加入した2008年からの17年間を日鉄堺BZでプレーをし、2023年からはコーチ兼選手としてチームを支え、2024年2月18日にはリーグ通算500試合出場を達成した大ベテランだ。
また、アウトサイドヒッターの重留日向(24)とセッターの山口頌平(30)もチームを去ることが発表された。大阪府堺出身の重留は地元の堺ジュニアブレイザーズに所属。大阪産業大学卒業後の2022年にチームに入団し、2022ー23シーズンにはリーグ戦通算35試合、昨シーズンは34試合にベンチ入りしていたが、今シーズンは現時点でリーグ戦8試合のベンチ入りに留まっていた。
一方の山口は早稲田大学卒業後の2017年に入団すると8シーズンを駆け抜け、2023年からは主将としてチームをけん引。今シーズンはリーグ戦35試合にベンチ入りし、現時点でブロック19本を含む26得点をあげている。
そしてアルゼンチン代表アウトサイドヒッターのルチアーノ・パロンスキー(25)とカナダ出身オポジットのシャロン・バーノン=エバンズ(26)の2名の外国籍選手の退団も同時に発表されている。
パロンスキーは今シーズン日鉄堺BZに入団、リーグ戦35試合にベンチ入りし現時点で417得点を決めているが、僅か1年での退団となった。バーノン=エバンズは2021年から4シーズンにわたってチームの主砲として活躍し続け、今シーズンも現時点でリーグ5位の716得点をあげている。
退団する5名の選手はそれぞれ、クラブを通じてコメントを発表している。
■松本慶彦
「2024-25シーズンをもちまして、日本製鉄堺ブレイザーズを退団する運びとなりました。2008年から在籍し、17年間長きにわたりプレーできた事を誇りに思います。今までたくさんの人に支えられ、これまで頑張ってこられました。これからはブレイザーズでの経験を活かしていきたいと思います。スポンサー様、ファンの皆様、たくさんのご声援をありがとうございました」
■重留日向
「この度、日本製鉄堺ブレイザーズを退団させていただくことになりました。まずはここまで自分を支えてくださった皆様、ブレイザーズスポーツクラブのスタッフ、関係者の皆様、そして何より応援してくれたスポンサー様、そしてファンの皆様、本当にありがとうございました。素晴らしい先輩や後輩、環境に恵まれ、心身ともに成長する事ができました。この決断が良かったと思えるような人生を過ごしていきたいなと思います。3年間という短い間でしたが本当にありがとうございました」
■山口頌平
「今シーズンをもって退団することになりました。入団して8シーズンにわたり、支えて頂いたチーム関係者の皆様、時には苦しく心が折れそうな時も変わらず応援して頂いたサポーター皆様のおかげでここまでプレーする事が出来ました。生え抜き選手のひとりとしてこれまでのシーズン、優勝という結果で応えることができなかったことは心残りですが、ここで得た経験を糧に成長していきます。これまで沢山のご声援をありがとうございました」
■ルチアーノ・パロンスキー
「まず第一に、今季日本製鉄堺ブレイザーズでプレーする機会を与えてくれたチームメイト全員とこのクラブの一員であるすべての人に感謝したいと思います。日本でプレーする経験は素晴らしいもので、将来またこのリーグでプレーできることを願っています。また、試合を応援するために会場にお越しいただいたファンの皆さんにも感謝したいと思います。チームの状態が良い時も悪い時も皆さんの応援がモチベーション向上に繋がり、毎試合ベストを尽くすことができました」
「試合後、多くの方からブレイザーズを離れないでほしいと話しかけていただいたりしましたが、それは私の決断ではありません。私はまだまだこれから何年もブレイザーズにいたかったと同時に、最高の結果を出すために毎試合100%の力を出そうと努力したことを知っておいてほしいです。クラブの判断を尊重しなければなりませんが、それは必ずしも将来ブレイザーズに戻ってこない訳ではなく、またチームが必要としてくれるなら、僕はまたここでプレーしたいと思っています。今季まだ8試合残っているので、できる限りたくさん勝ちを積み上げて、チャンピオンシップに進出できるよう戦います」
「最後に、私に会いに来てサポートしてくれた家族、友人、そして彼女には本当に感謝しています。特に彼女には今シーズンずっと私のそばにいてくれて、生活のあらゆる面までサポートしてくれました。家族、友人、彼女たちがいなければ、私は今ここにいません。そして改めてすべてのファンと日本製鉄堺ブレイザーズの一員であるすべての人々に感謝します」
■シャロン・バーノン エバンズ
「ファンの皆様、また関係各社の皆様、4シーズンという長きに渡り、ご声援そしてご支援いただきましてありがとうございました。私は今期をもちましてブレイザーズを退団することとなりました。私は1試合1試合自身の全てを賭け、このチームを少しでも優勝に近づけたいとの思いでプレーしてまいりましたが、それも残念ながら今シーズンをもって終わりを迎えることとなります。ブレイザーズファンの皆様の熱いそして温かい応援は一生忘れません。また地球のどこかでお会いしましょう」