[写真]=坂口功将

 大同生命SV.LEAGUE WOMEN(SVリーグ女子)のヴィクトリーナ姫路が、アウトサイドヒッターの松本愛希穂(28)と野津亜珠佳(24)が2024ー25シーズンをもって現役を引退することを発表した。28日にクラブ公式サイトが伝えている。

 松本は、東海大学在学中の2019年12月に姫路へ内定が決まり、卒業後に入団。2023ー24シーズンにはキャプテンとして当時のV.LEAGUE DIVISION2 WOMEN(V2女子)での完全優勝にも貢献。今シーズンはこれまでリーグ戦40試合にベンチ入りし、19得点をあげている。

 野津は筑波大学在学中の2022年に当時のV1女子所属の姫路へ内定が決まると、2022ー23シーズンに内定選手としてVリーグデビュー。プレーだけでなく、兵庫県たつの市出身のフランチャイズプレーヤーとして開幕戦ではたつの市の子どもたちを招待するなど地元とのつながりの面でも活躍。今シーズンはここまでリーグ戦9試合のベンチ入りに留まっていたが、30日(日)に開催された第21節アランマーレ山形とのGAME2に途中出場し2得点を挙げ、試合のPOMにも選出されていた。

 そんな2人が今シーズン限りで現役を引退する運びとなった。クラブを通じてそれぞれコメントを発表している。

■松本

「日頃より多大なるご声援ありがとうございます。このたび、2024-25シーズンをもちまして現役を引退する事を決意いたしました。ヴィクトリーナ姫路での5年間は私の人生においてとても実りのある時間でした。
バレーボールの価値というものを改めて実感することができ、勝負の楽しさや苦しさなど沢山の感情と共に、スポーツの代償といえる大怪我の中でも異なる視点でバレーボールに向き合ったあの時間は更に私自身を強くしてくれたと感じています」

「また、大好きなバレーボールを通じて多くの方々と繋がり、大切な存在となる方々に出会えることができました。こんなにも夢中になって大切にしてきたバレーボールの経験はひとりでは成し得なかったものであり、私の人生を豊かにし、成長させてくれました。ご支援いただいているスポンサー・後援会の皆様、長い間応援を続けてくださったファンの皆様、根気強く指導してくださりより良い環境でプレーできるよう支えてくださったスタッフ、共に多くの喜びや辛さを分かち合った仲間、そしてどんな時でも味方でいてくれた家族に心から感謝申し上げます」

「これまで応援してくださったファンの方々に少しでも直接感謝をお伝えしたいと思い、最後のホームゲームの前にリリースすることにいたしましたが、まだレギュラーラウンドも続いており、大事なチャンピオンシップも控えております。チームが最高の結果を迎えられるように自分らしく、最後まで一生懸命に頑張りたいと思います。引き続きヴィクトリーナ姫路の応援をよろしくお願いします」

■野津

「この度、今シーズンをもってヴィクトリーナ姫路を退団し、現役選手を引退することを決断いたしました。たった2シーズンではありましたが、このチームでプロ選手として活動できたこと、素敵な先輩方、同期、後輩、スタッフに出会えたことは、一生の宝物となりました。皆様の前でプレーする姿をあまりお見せすることができませんでしたが、それでも変わらず応援してくださったファンの皆様、家族、友達、全ての方々に心より感謝申し上げます」

「私のバレーボール人生に後悔はありません。バレーボールを始めて今日まで約16年間、悔しいこと、苦しいこと、嬉しかったこと、様々な経験をしてきました。こんなに夢中になって打ち込めるものに出会えたことは奇跡で、夢のような時間を過ごしてきたのだと実感しています。私に関わってくださった方々へのご恩を忘れず、これからも人間として成長していけるよう精進して参ります。最後になりますが、今後ともヴィクトリーナ姫路への温かいご声援をよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました」