31日(月)にセリエA女子のプレーオフ準決勝第2戦が行われ、福留慧美が所属するミラノは、アウェーでスカンディッチと対戦し、セットカウント3ー2(25ー23、25ー23、23ー25、20ー25、15-13)で勝利を飾った。
ヴァッレフォリアとの準々決勝を2連勝して準決勝に勝ち進んだレギュラーシーズン2位のミラノは、ブスト・アルシーツィオ相手に同じく負けなしで準々決勝を突破した、レギュラーシーズン3位のスカンディッチと対戦。24日に行われた第1戦目で福留の出場はなかったが、ミラノがストレートで勝利していた。
第1セット、福留はベンチスタートとなる。序盤は拮抗した試合展開となるが、オポジット(OP)パオラ・エゴヌの連続得点、さらにミドルブロッカー(MB)ヘナ・クルタギッチのブロックポイントを含む3連続得点で一気に19ー13と点差を離したミラノ。終盤ではスカンディッチの猛攻に遭うがなんとか逃げ切り、25ー23でまずはセットを先取する。
第2セット、序盤にリードされスカンディッチが先行する展開で試合が進む。守備が乱れ、思うような攻撃ができず12ー15と点差を広げられたミラノは、福留がコートに入る。20点目に先にのせたのもスカンディッチだったが、そこからミラノは3連続ポイントを奪い20ー20の同点に追いつく。サイドアウトの応酬となる中、サーブで攻めたミラノが相手のミスを誘発しブレイクに成功し先行すると、25ー23でセットを連取し、勝利に王手をかける。
注目の第3セット、福留はスタートから起用される。中盤まで両者点の取り合いが続き点差がつかずに進むが、ブロックポイントを皮切りに流れを掴んだのはスカンディッチだった。13ー17と4点差をつけられたミラノは、終盤の2連続のブロックポイントなどで勢いに乗ると逆転に成功。このままミラノが流れを掴むかと思われたが、後がないスカンディッチが意地を見せブレイクに成功、再び逆転しセットポイントを握って逃げ切り、23ー25でミラノはこのセットを落とす。
第4セットも福留はスタートからコートに立ち、サーブレシーブ、ラリー中の2段トスで攻撃につなげる姿を見せる。スカンディッチが連続ポイントを奪えばミラノも直後に取り返し、両者譲らない試合展開が終盤まで続く中、福留は一度ベンチに下がる。先に20点目をとったのはミラノだったが、サーブで崩され痛い失点に。そこからミラノの攻撃を決めさせず、一気に3連続ポイントを奪い駆け抜けたスカンディッチが25点目を取り、20ー25でミラノはこのセットを落とす。
勝負が決まる第5セット、ミラノの2連続ブロックポイントでスタートする。福留もスタートからコートに立ちながら前に落とされたボールを拾い得点につなげ大事なブレイクに貢献。終盤までミラノが先行して試合が進むが、ミラノの攻撃を阻んだブロックポイント含む3連続ポイントでスカンディッチが13ー13の同点に追いつく。しかし、クルタギッチのスパイクで悪い流れを断ち切りマッチポイントを掴んだミラノが、最後は切り返してエゴヌのブロックアウトで15点目を取り、2時間24分に及んだ激戦を制した。
ミラノは今試合にフルセットで勝利し、準決勝で2連勝を飾った。福留は2セット目途中からコートに立ち、2段トスやディグでボールを繋ぐ活躍を見せた。またサービスエースを取られる場面もあったものの、チーム最多の33本のサーブを受け52%の成功率を記録した。
決勝進出に王手をかけたミラノの注目の第3戦は4月7日(月)0:00よりホームで行われる。
■試合結果
ミラノ 3ー2 スカンディッチ
第1セット 25ー23
第2セット 25ー23
第3セット 23ー25
第4セット 20ー25
第5セット 15ー13