[写真]=Volleyball World

 パリ2024オリンピック(パリ五輪)の戦いを終えたバレーボール男子日本代表のアウトサイドヒッター(OH)の大塚達宣が、8日に自身のインスタグラムを更新した。

 大塚はこの大会で控えメンバーという立ち位置であったが、決勝トーナメント進出がかかっていた予選ラウンド最終戦の男子アメリカ代表戦で石川祐希に代わり3セット目から出場すると、積極的に攻撃を仕掛け守備でも活躍。日本はそのセットを奪い、準々決勝進出に大きく貢献していた。

 投稿には、今大会限りで退任するフィリップ・ブラン監督に、笑顔で抱きつく大塚の人柄が表れている写真も添え、「パリにもたくさん日本の方が足を運んでくれて、日本からも時差があるにも関わらず、画面越しで応援してくださりありがとうございました!今シーズンの日本代表としての活動も終わりました。このチームで戦えたことはとても幸せです!ブラン監督、ありがとうございました!」と感謝を綴った。

 また、今オフにパナソニックパンサーズ(現・大阪ブルテオン)を退団する大塚は「今シーズンからイタリアでの生活が始まります。また新たな気持ちで頑張ります」と、入団が決まっているセリエAのミラノでの挑戦に向けての意気込みも書き記している。

 イタリアでさらに腕に磨きをかけ進化する大塚の活躍を期待するとともに、ペルージャに所属する石川との日本人対決にも注目したい。