5日にパリ2024オリンピック(パリ五輪)の戦いを終えたバレーボール男子日本代表のミドルブロッカー(MB)の髙橋健太郎が7日、自身のインスタグラムを更新し代表生活を振り返った。
2014年から日本代表に招集され、東京五輪に向けた強化メンバーに選出されていたが、2021年の本大会メンバーからは落選していた髙橋。そこから改めてブロック力を買われ自身初のオリンピックとなるパリ五輪のメンバーに選ばれた。
その髙橋は準々決勝の男子イタリア戦では今大会初めてスタメン出場すると、身長が200㎝を超える選手が並ぶイタリアに対してプレッシャーをかけ続けた。日本は惜しくもイタリアに敗れたものの、確かな存在感を発揮していた。
パリ五輪を最後に代表引退の意向を示している髙橋は「沢山のご声援ありがとうございましたこれまで日の丸を背負って10年間、多くの苦労や挫折を味わって来ました。ですがその苦悩よりも大きな達成感を得ることのできた素晴らしい代表期間でした。これまで支えてくださった皆さま本当にありがとうございました」と長い代表生活を振り返った。
続けて、「ひとまず休息し、気持ちを新たにSVリーグシーズンに臨みたいと思います」と今後の選手生活についても触れた。
7年間所属した東レアローズ(現・東レアローズ静岡)を退団し、10月に開幕する大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)ではジェイテクトSTINGS愛知に活躍の場を移すことが決まっている髙橋。新チームでも武器とするブロックで会場を沸かせてほしい。