11日、韓国バレーボール連盟(KOVO)が2025ー26シーズンのアジア枠選手のドラフト会議の結果を発表した。
女子では、東谷玲衣奈(25)、内瀬戸真実(33)、溝口由利香(29)、磯谷実紅(22)、大元朱菜(29)、菊地零(25)、山田真里(34)、島村春世(33)、矢内ジャスティス(25)、室岡莉乃(22)の10人の日本人選手が最終候補に残っていたが、最終的に指名を受けたのは東谷と矢内の2名となった。
今シーズンSVリーグのデンソーエアリービーズでプレーする東谷は、2023ー24シーズンに韓国Vリーグのアジア枠としてドラフト指名され、仁川興国生命ピンクスパイダーズでプレーした経験がある。そして今回指名され入団するのは、今シーズンはレギュラーシーズンで7チーム中6位と苦しんだGSカルテックス・ソウルKIXXだ。
矢内は2022年5月に一度現役引退を発表していたが、2023年に現役復帰を果たしモンゴルでプレーをしている。今回指名され入団が決まったのは、水原現代建設ヒルステート。今シーズンはレギュラーシーズンを2位通過でプレーオフに出場したものの、準決勝で敗れ決勝進出は叶わなかった。
一方の男子では、日本から伊藤洸貴(25)、阿部大樹(25)、本澤凌斗(26)のセッター3名が最終候補に残っていたが、いずれも指名されなかった。
なお、今シーズン途中に仁川大韓航空ジャンボスに電撃移籍しチームの準優勝に貢献したリベロの伊賀亮平(30)は来シーズンも引き続き同チームに残留することが決まっている。
来シーズン、韓国Vリーグでプレーする日本人選手は3名の選手の活躍を願うとともに、今回指名されなかった選手たちの今後の動向にも注目していきたい。
■2025ー26シーズン 韓国Vリーグ アジア枠決定選手(日本人選手のみ)
▼女子
・東谷玲衣奈(現デンソーエアリービーズ所属):GSカルテックス・ソウルKIXX
・矢内ジャスティス(現Khovd Ijil Altain Bars所属※モンゴル):水原現代建設ヒルステート
▼男子
・伊賀亮平(現・仁川大韓航空ジャンボス)※契約更新