12日、大同生命SV.LEAGUE WOMEN(SVリーグ女子)のNECレッドロケッツ川崎が、U15新設に伴い、トップチームを指導していた柳田光綺コーチ(28)がU15のヘッドコーチに就任することを発表した。クラブ公式サイトが伝えている。
2025年度に新設されるNECレッドロケッツ川崎U15は、将来の日本のバレーボール界を担う選手や海外で活躍する選手を育成するコースで、主な活動はSVリーグU15大会やヤング大会、練習試合、遠征、エキシビションマッチへの参加となっている。練習日時は火曜日と木曜日(祝日休み)の17:30~20:00、場所はNEC玉川事業場内 玉川アリーナで行われる。
そんなU15のヘッドコーチとして発表された柳田コーチは、文京学院大女子高校を経て2014年にNEC川崎に入団。身長168cmながら最高到達点304cmという驚異的な跳躍力を活かし、10年間にわたりチームを支えた。2024年にチームを退団し、2024ー25シーズンはNEC川崎のコーチを務めていた。
柳田コーチはクラブを通じてコメントしている。
「日頃から沢山の温かいご声援をいただきありがとうございます。この度、NECレッドロケッツ川崎U15のヘッドコーチに就任することになりました。強化チームを発足するにあたってトップチームでの選手とコーチの経験を活かし、今後トップチームへの輩出とSV.LEAGUEで活躍できる選手の育成に尽力してまいります。私自身も、新たに加入するU15の選手たちと共に監督として成長し続けられるよう精進してまいります。バレーボールスキルの上達だけではなく、アスリートとしての人間力も磨かれるような環境を作っていきたいと考えています。引き続き、トップチームへの応援と新生U15へのご支援ご声援のほど、何卒宜しくお願い致します」
なおU15新設に伴い、チームメンバーのセレクションがNEC玉川事業場内 玉川アリーナで4月29日(火)に開催される予定となっている。対象は中学生女子(2025年4月時点)、募集人数は21名としており、バレーボールやコミュニケーション力等のスキルチェックにより選考が行われる。申し込みは4月25日(金)までで、専用の申込フォームから可能となっている。