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 スケジュールの関係で後ろ倒しになっていた大同生命SV.LEAGUE MEN第6節GAME1が12日(土)に行われ、リクルートスタッフィング リック&スー旭川体育館にてヴォレアス北海道と日本製鉄堺ブレイザーズが対戦した。 

 今季これまで日鉄堺BZとの対戦で勝利することが出来ていないヴォレアスはホームゲーム最終節で勝ち星を上げることができるか。一方の日鉄堺BZは前節で東京グレートベアーズに2連敗を喫しチャンピオンシップ出場を逃したが、ここまでトップサーブレシーブ率を誇る森愛樹の活躍に注目だ。

 ヴォレアスはアウトサイドヒッター(OH)に池田幸太と鍬田憲伸、ミドルブロッカー(MB)に三好佳介とティモ・タンメマー、セッター(S)に山岸隼、オポジット(OP)に張育陞、リベロ(L)に外崎航平をスタメンに起用した。

 対する日鉄堺BZはOHに安井恒介と今シーズン限りでの引退を発表した鵜野幸也、MBに渡邉晃瑠と竹元裕太郎、Sに江藤巧、OPに上村琉乃介、Lに森愛樹をスタメンに起用して挑んだ。

 第1セット、ヴォレアスは出だしから鍬田のパイプ攻撃、タンメマーのサービスエースが連続で決まるも、日鉄堺BZはL森の安定したサーブレシーブから攻撃をみせ拮抗した展開となったが、OH鵜野のブロックで10ー12と日鉄堺BZが抜け出した。ヴォレアスはその後もタンメマーのサーブで相手を崩し得点するも、日鉄堺BZはOH安井の鋭いクロス、交代で入ったMB松本慶彦のブロックポイントなどあり17ー22とリードを保ち勢いそのまま逃げ切り、ヴォレアスは1セット目を落とした。

 第2セットはヴォレアスのMBタンメマーがクイックを決め先制。続いてMBの三好もスパイクを叩き込みわずかにリードした序盤。しかし1セット目から好調を見せる日鉄堺BZのブロックが立ち塞がりなかなか点差を広げられない。中盤に入り日鉄堺BZの安井がヴォレアスのブロックを利用して得点を重ねる。しかしスパイクでの得点に苦しむ張のブロックポイントや池田の強烈なスパイクで19ー16とリードを広げる。上村のバックアタックから勢いを掴もうと追い上げる日鉄堺BZだが、ヴォレアスは張のスパイクでブロックアウトを取りセットポイント、最後は池田が決めて2セット目を奪い返した

 第3セットは日鉄堺BZが安井の2連続得点でスタート。早々に流れを渡してしまったヴォレアスだったが、鍬田がブロックを利用した技ありのプッシュで得点し、回ってきた自身のサーブでは2連続サービスエース、更にL森からもサービスエースを奪い10ー6と点差を広げた。両チーム打ち合い、拾い合いとなる長いラリーが起こりそれを制したヴォレアスが勢いに乗り4点ビハインドで試合が進む。何とか流れを呼び込みたい日鉄堺BZはツァイ・ペイチャン、鵜野がサービスエースを奪い19ー19に追いつく。緊迫した終盤、両チームのサーブミスが続きデュースにもつれ、交代で入ったヴォレアスのOH陳建禎がスパイクを決めるが、ここでも鵜野にスパイクを決められ25ー27で3セット目を落とした。

 ヴォレアスにとって後がない第4セットはサイドアウトの奪い合いとなり拮抗した序盤となった。両チーム打ち合いとなる中、陳がフェイントを決めて先にテクニカルタイムアウトにたどり着いたヴォレアス。日鉄堺BZもOP上村の強烈なバックアタックでブロックを弾き飛ばして得点し追い上げるも、ポジショナルフォルトでの失点から15ー13とヴォレアスがリードする。張のスパイクが決まり流れを引き寄せ、L荒尾怜音のトスアップから陳がブロックアウトを取ると21ー16と点差を離したまま25ー20で4セット目を奪った。

 最終第5セットはヴォレアスが3点先取して勢いに乗るかと思われたが、日鉄堺BZは上村のブロックが光り3ー4と逆転を許す。しかしサイドアウトの奪い合いが続く中、日鉄堺BZにタッチネットなどがあり9ー7とヴォレアスが一歩抜け出し、張が冷静にブロックアウトを取ってさらに点差を広げる。強烈なセンターからの攻撃を仕掛け食らいつく日鉄堺BZだが、ヴォレアスのOH池田がクロスに叩き込みマッチポイント、直後の池田のサーブはエースとなって15—11で試合が終了し、セットカウント3ー2でヴォレアスが勝利した。

 ヴォレアスは今シ―ズンこれまで勝利できなかった日鉄堺BZにホームゲームで勝ち星を飾り、シーズンを通して成長した姿をファンに見せた。GAME2は13日(日)に同じくリクルートスタッフィング リック&スー旭川体育館にて13時35分に開始予定となっている。

■試合結果

ヴォレアス北海道 3ー2 日本製鉄堺ブレイザーズ

第1セット 19ー25

第2セット 25ー22

第3セット 25ー27

第4セット 20ー25

第5セット 15ー11

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この記事を書いたのは

VOLLEYBALL KING 編集部

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