[写真]=坂口功将

 14日、大同生命SV.LEAGUE WOMEN(SVリーグ女子)のクインシーズ刈谷は、オポジットのカヤ・グロベルナ(30)とミドルブロッカーのバムルンスック・ハッタヤ(31)が今季限りで退団することを発表した。クラブ公式サイトが伝えている。

 ベルギー代表経験もあるグロベルナは、ポーランドやイタリアでのプレーを経て今シーズンから刈谷に入団。1年目からチームの得点源として活躍し、リーグの総得点ランキングでは754点の5位でレギュラーシーズンを終えた。

 また、タイ代表経験があるハッタヤは、母国タイで長期間プレーした後、2021年にトヨタ車体クインシーズ(現・クインシーズ刈谷)へ入団。在籍4シーズン目となる今季も主力として多くの試合に出場。レギュラーシーズンを通して合計306得点を獲得した。

 2人はクラブを通じてコメントしている。

カヤ・グロベルナ

「今シーズン、たくさんの応援をありがとうございました。とても長いシーズンでしたが、ファンの皆さんは私たちにたくさんのエネルギーをくださいました。試合中の素晴らしい雰囲気はこれから忘れることはありません。クインシーズは私にとってとても特別なチームで、クインシーズの代表として戦えたことを誇りに思います。もう一度、本当にありがとうございました」

バムルンスック・ハッタヤ

「4シーズン、多くのご支援、ご声援をいただきありがとうございました。心から感謝しています。私にとって貴重な経験になりました。クインシーズにいる時はいつも、タイにいるような気持ちになりました。チーム関係者の皆様、スタッフの方々、チームメイトのみんな、いつも素晴らしいサポートを本当にありがとうございました。そしてファンの皆様、これからもクインシーズへのご声援よろしくお願いいたします」

 レギュラーシーズンを20勝24敗の9位で終えた刈谷はチャンピオンシップには進出できず。4月6日(日)に行われたSVリーグ女子第22節GAME2が、グロベルナとハッタヤにとって刈谷でプレーする最後の試合となった。