15日、オランダバレーボール連盟(NEVOBO)は2025年度の男子オランダ代表メンバー31名を発表した。
FIVB世界ランキング13位のオランダ。2019年から2024年までチームを率いたロベルト・ピアッツァ氏が退任し、イギリス出身のジョエル・バンクス新監督が指揮を執る。
メンバーには、今季から日本のウルフドッグス名古屋でプレーしているオポジット(OP)のニミル・アブデルアジズや、セリエAのパドヴァに所属しているミドルブロッカーのファビアン・プラクなど国際経験豊富な選手に加え、若手の有望選手が選ばれた。
なお、代表の一員だったOPウォルター・テルマット、リベロのロバート・アンドリンガ、アウトサイドヒッターのマールテン・ヴァン・ガーデレンの3人は、NEVOBOの公式インスタグラムで代表引退を発表している。
2028年のロサンゼルス・オリンピックに向けてメンバーの入れ替わりを図るバンクス監督は、「先週、3選手が代表引退を発表し我々が新たな時期を迎えることがさらに明確となった。新チームの構築はこの夏、私が全力で取り組みたい重要な課題の一つだ。経験豊富な選手たちも、この夏は休養を取る。(代表に選ばれた選手)全員がフル出場するわけではない。引退や休養により、若い選手たちの出場機会も増えるだろう」と若手の積極的起用を明言している。
6月から始まる今年度最初の国際大会、ネーションズリーグではどのようなチームになるのか注目が集まる。
■男子オランダ代表メンバー
▼セッター
ウェッセル・ケーミンク(31)
ヨリス・ベルクハウト(25)
フレーク・デ・ヴェイヤー(29)
マルクス・ヘルド(24)
ギイス・ファン・ソルケマ(26)
▼ミドルブロッカー
ミハエル・パーキンソン(33)
ファビアン・プラク(27)
トワン・ウィルテンブルグ(28)
ルーク・ファン・デル・エント(26)
シーベ・コレンブルク(23)
ボウ・ウォルテルバー(21)
イェレ・ボスマ(22)
ディオン・フェルベイ(26)
▼オポジット
ニミル・アブデルアジズ(33)
ミシェル・アヒ(26)
ショルス・タイハウス(24)
シル・メイス(23)
▼アウトサイドヒッター
キアン・マクナック(22)
タイス・テル・ホルスト(33)
ベニー・タウンストラ(24)
ギイス・ヨルナ(35)
トム・コープス(24)
ヤニク・バク(23)
ヤスパー・ヴァイクストラ(22)
ルーク・ホーゲ・バーフェル(23)
ラモン・マルティネス・ジオン(34)
ルーク・デ・フロート(20)
ユーリ・エベラー(21)
▼リベロ
ジェフリー・クロク(26)
ニールス・リプケ(22)
フレディ・ファン・ダイク(23)