一般社団法人ジャパンバレーボールリーグ(JVL)は16日、2025―26シーズンのVライセンスの交付について、第1回の判定を発表した。

 2024―25シーズンは、男子18クラブと女子11クラブが参戦しているV.LEAGUE(Vリーグ)。男子は8クラブで構成される東地区と10クラブで構成される西地区に分かれている。

 2025―26シーズンに向けて、男子ではSVライセンスを申請して交付された北海道イエロースターズを除くVリーグの17クラブと、TM東京スパークルとトヨタサンホークス愛知の計19クラブがVライセンスを申請。一方の女子は2024―25シーズンのVリーグに参戦している10クラブに加えて2021年に創設された福岡ギラソールが新たに申請を行っていた。

 3月に発表された第1回の判定では、男子は16クラブにVライセンスが交付された一方、レーヴィス栃木、兵庫Delfino、福岡ウイニングスピリッツの3クラブが継続審議になっていたが、その後福岡WSが申請を辞退。今回の判定の結果、財務基準の問題が解消されたR栃木にライセンスが交付された一方、施設基準、法務基準、人事体制や組織運営基準の未充足の問題があった兵庫Dについては不交付となった。

 一方の女子はリガーレ仙台のみが継続審議となっていたが、財務基準、人事体制・組織運営基準の2項目の問題が解消されライセンスが交付されている。

 この結果、2025―26シーズンのVリーグは男子18クラブ、女子12クラブでの戦いとなることが決まった。なお、2024ー25シーズンの男子のみ東地区と西地区の東西カンファレンス制が採用されていたが、女子が11クラブから12クラブに増えたことで、女子でも東西カンファレンス制を採用するかどうかは今後議論されるということだ。

■Vリーグ男子 2025―26シーズン リーグ編成(18クラブ)

北海道イエロースターズ
つくばユナイテッドSun GAIA
レーヴィス栃木
埼玉アザレア
千葉ZELVA
東京ヴェルディ
富士通カワサキレッドスピリッツ
長野GaRons​
アイシンティルマーレ碧南
大同特殊鋼知多レッドスター
ヴィアティン三重
近畿クラブスフィーダ
クボタスピアーズ大阪
きんでんトリニティーブリッツ
奈良ドリーマーズ
フラーゴラッド鹿児島
TM東京スパークル
トヨタサンホークス愛知

■Vリーグ女子 2025―26シーズン リーグ編成(12クラブ)

アルテミス北海道
リガーレ仙台
東京サンビームズ
信州ブリリアントアリーズ
JAぎふリオレーナ
ブレス浜松
ヴィアティン三重
倉敷アブレイズ
広島オイラーズ
カノアラウレアーズ福岡
福岡ギラソール
フォレストリーヴズ熊本

この記事を書いたのは

VOLLEYBALL KING 編集部

国内外の最新ニュースや注目選手の特集、バレーボールをより楽しめるバレーボール情報・ニュースサイト『VOLLEYBALLKING(バレーボールキング)』編集部です!

VOLLEYBALL KING 編集部 の記事をもっと見る